内容説明
佐平は毎日、押上村から江戸に出て、野菜売りの行商をしていたが、ある夜、父の仇と間違われて武家の柿枝彩乃、倫太郎姉弟に襲われる。命からがら下総国行徳の旅篭に逃げ込んだものの、身の潔白が晴れるまで湯屋で働くことなった。湯屋の女将に性の悦びを教えられ、つかのまの至福の時を得たものの、再び柿枝姉弟が現れる。永法寺の玄空和尚にかくまってもらった佐平は気功の手ほどきを受ける。天性の気功の才を開花させた佐平だが―。
著者等紹介
北山悦史[キタヤマエツシ]
1945年、北海道生まれ。官能小説大賞、日本文芸家クラブ大賞、報知新聞社賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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