学研M文庫
閨まくら万華鏡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059003212
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

源義経と建礼門院、平清盛と常葉御前、源平盛衰の激動の時代のかげで、繰り広げられた閨房の秘事を軽妙にえがく。そのほか、在原業平・小野小町・二条の后…など歴史・昔話のなかに数々の秘められた情話を集めた傑作選。

内容説明

源平合戦最終の壇ノ浦、平家滅亡のまさにその時、平清盛の妻・時子は八歳の安徳天皇ともども船上から身を投げる。天皇の生母で清盛の娘・建礼門院徳子もあとを追うが、源氏方に救い上げられる。惨劇のあと、碇泊した船上で酒宴が催され、ついには酒池肉林の乱交へと。義経は徳子の艶めかしい肢体を貪るように堪能する。歴史の闇に蠢いた好色閨合戦・全九編。

著者等紹介

八剣浩太郎[ヤツルギコウタロウ]
1926年、北海道生まれ。教師、新聞記者を経て執筆活動に入る。豊富な史料による独自の歴史観で、情景豊かな時代小説を描いている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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