学研M文庫
ダブル―なりあがる虚像

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  • サイズ 文庫判/ページ数 358p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059002413
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

多重人格?ドッペルゲンガー?それとも……。「俺じゃない! 俺のダブルがやったんだ!」弁護士の倉崎が捜し続けた遺産相続人は、十四歳の少年だった。しかし少年は、殺人容疑で勾留されていたのだ。「ダブル」とは何者なのか――!?   

内容説明

多重人格?ドッペルゲンガー?それとも…。「俺じゃない!俺のダブルが殺ったんだ!」弁護士の倉崎が捜し続けた遺産相続人は、十四歳の少年だった。しかし少年は、殺人容疑で勾留されていたのだ。「ダブル」とは何者なのか?少年の周囲で相次ぐ怪死事件を追ううちに、倉崎は狂気の生き神信仰に支配された、ある村の存在を知る。過疎の村は、「彼」の誕生を待っていた―。

著者等紹介

久綱さざれ[クツナサザレ]
1965年、愛知県刈谷市生まれ。名古屋大学文学部哲学科卒。ソフトウェア開発会社勤務を経て、結婚を機にソフトウェア開発の有限会社「アスター」を設立。1999年、詩人であった父・谷沢辿の遺稿集出版に携わり、こののち本格的に小説を書き始める。2001年、本作『ダブル』で第一回ムー伝奇ノベル大賞最優秀賞を受賞、2002年1月、同作で商業出版デビューを果たす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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福猫

0
自分の分身に悩まされる少年。設定としては嫌いではないが、文章が…理屈ばかりっが目立ち理解に苦しむ。感情って、理屈では説明できない本能もあるダロ。あ~でもないこ~でもないと巡る割には、なんてことない結果。私の感覚には合わない作家&作品デス。2003/11/08

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