出版社内容情報
武者修行で武術を極め軍略に長けた山本勘助は、熟年にして甲斐の武田信玄に破格の知行で迎え入れられた。幾度の合戦を勝ちぬき、絶対の信頼関係で結ばれた主従は、ついに宿命の対決を迎えるが…。主君に命を賭した私心なき戦国最後の勇将、その苛烈なる物語。
内容説明
戦乱の諸国を巡る武者修行により、武術を極め軍略にも長けた山本勘助。甲斐の武田信玄は、熟年の勘助を破格の知行で迎え入れる。勘助もまた、信濃攻略を目指す若き猛将・信玄の才華に惚れ、重臣らを畏怖さす神算鬼謀でそれに応えた。幾度もの合戦を勝ちぬき、絶対の信頼関係で結ばれた主従の前に、越後の虎・上杉謙信が立ちはだかり、ついに宿命の対決を迎えるが…。主君に命を賭した私心なき戦国最後の勇将、その苛烈なる物語。
著者等紹介
永岡慶之助[ナガオカケイノスケ]
1922年、福島県会津に生まれる。日本文芸家協会会員。『斗南藩子弟記』で第45回、『紅葉山』で第60回の直木賞候補となる
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感想・レビュー
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- 和書
- 戦後日中・米中関係