学研M文庫
芥川龍之介妖術伝奇集―伝奇ノ匣〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 782p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059001713
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「邪宗門」「妖婆」など伝奇と怪異の名品多数のほか、若き日の怪談蒐集ノート「椒図志異」や、大正の文藝百物語ともいうべき「怪談会」など、初復刻、初文庫化の貴重な資料を満載。カラー口絵に龍之介自筆の妖怪画を多数収録。怪奇の人・芥川の全貌がここに!   

内容説明

大川の畔に河童を想い、銀座の雑踏に妖精を幻視し、ビアスやブラックウッド、M・R・ジェイムズを愛読した怪奇の文豪・芥川龍之介。東西の幻術僧が激突する王朝伝奇ロマンの知られざる逸品「邪宗門」、オカルト・ホラーの先駆として映画化もされた「妖婆」をはじめとする伝奇と怪異の名品多数のほか、若き日の怪談蒐集ノート「椒図志異」や、大正の文芸百物語ともいうべき「怪談会」など、初復刻、初文庫化の貴重な資料を満載。

著者等紹介

芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
1892年、東京に生まれる。東京帝国大学英文科卒。大学在学中から夏目漱石に師事、1916年発表の「鼻」を激賞されて、文壇に出る。『今昔物語集』などの説話に材を採った王朝物やキリシタン物の短編小説を次々に発表、大正文学を代表する俊秀と目される。1927年7月、睡眠薬自殺を遂げた

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県横須賀市に生まれる。早稲田大学文学部卒。ホラー評論家、アンソロジスト、『幻想文学』編集長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

horahuki

3
既読のものが多かったけど、初読の中では『竜』が好きです。主人公の心情の変化が見もの。昔の妖怪話の多くはこうやってできたのだろうと思った。他には『河童』が好きです。そして怪談会の顔ぶれ豪華すぎ。いくつか聞いたことのある話もあって面白かった。あと、芥川がなんと言おうが、『マグナス伯爵』は名作だと思う。2011/07/27

明石屋真奈

1
(内収録:アグニの神) 「ライトノベルの王道です。本当にありがとうございました」と言ってはいけないのだろうな。きっと。2009/01/03

himaara

0
芥川特集をしようかな、と思って。久しぶりにアグニの神を読みました。2013/06/27

あきぞら

0
2012/7/16 アグニの神 41p2012/07/16

RIKIZO

0
「アグニの神」を青空文庫で。2012/05/28

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