出版社内容情報
百鬼丸はついに父・醍醐景光の所在をつきとめた。しかし、そこで見たのは母と血を分けた弟の姿だった。果たして景光は、本当にわが子を犠牲にして魔像に魂を売ったのか。出生の秘密の真相に迫る百鬼丸とどろろの行く手に、魔像は恐るべき罠をしかけた!
内容説明
琵琶法師の法一と出会い、北辰秘鷹剣の技を習得した百鬼丸は、ついに父・醍醐景光の所在をつきとめた。男の子を装うどろろの活躍で、山城に潜入し、そこで見たのは母と、血を分けた弟の姿だった。果たして景光は、本当にわが子を犠牲にして魔像に魂を売ったのか。母はそれを知っていたのか。苛酷な出生の秘密の真相に迫る百鬼丸とどろろの行く手に、魔像は恐るべき大襲撃を開始する。固い絆で結ばれた二人の運命の行方は…。
著者等紹介
鳥海尽三[トリウミジンゾウ]
1929年、北海道生まれ。日本大学芸術学部映画科在学中から映画・テレビの脚本を執筆する。’64年、虫プロ芸部に所属後、竜の子プロダクションに移り、「昆虫物語みなしごハッチ」や「科学忍者隊ガッチャマン」などを制作。’00年、日本シナリオ作家協会よりシナリオ功労賞を受賞する
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