出版社内容情報
家康が、会津の上杉景勝を標的に怒涛の進撃を開始する影で、伊達政宗は、密かに領土の拡大を始める。大坂は長宗我部盛親率いる大船団に震撼…。全国で戦火が炸裂、勇将たちの英知・狡知がぶつかり合い、壮絶なしのぎを削る。
内容説明
家康の逆襲が始まった。家康は会津の上杉景勝を標的に、怒涛の進撃を開始する。その陰で、家康との離反を決意した伊達正宗は、密かに領土の拡大を始めた。大坂は長宗我部盛親率いる大船団に震撼し、その結果は、関ヶ原の東西両軍に新たな睨みあいをもたらした。勇将たちの英知と狡知がぶつかり合い、全国で戦火が炸裂する。そんな中、島左近はある決断を胸に独り峻烈な旅に出発した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トリコ
1
関ヶ原以後を巡る武将たちの争いも退場者が増えてきました。まさかの盛親ちゃん大活躍にラストではまさかの二人が手を取るというIF小説ならではの楽しみがありました。この勢いで最終巻まで駆け抜けて欲しい。2012/06/12
竜崎
1
徳川から離反する伊達、片倉景綱と直江兼続の駆け引き、島左近の秘策、真田親子の囮作戦。石田三成と加藤清正の和解の場面は、治部好きにはたまらない。加藤清正「申し訳なかった、と一言でいいから、治部少に詫びてもらいたい。それがなければ、同じ陣で戦うことはでき申さん」2010/10/31
もだんたいむす
0
2013.09.08 読了2013/09/08
ター
0
そうそう、これを待っていたんだよ!おそらくすべてのミツナリストが切望した展開!これだけで満足笑 左近好きな自分は、最後の左近が超絶格好よすぎてさらに大満足!ぐふぐふ古狸と女房会いたさに逃げだす左近は可愛すぎて笑う。不遇だった盛親にはずっと暴れてほしいと思っていたが、今回大健闘してくれたのでそれも嬉しい!残念ながら(?)まだまだ家康も負けておらず、一進一退の攻防戦が続くがこれからどうなるのか?どうせなら家康を倒してほしいが、忠勝も好きだしなぁ...笑 それにしても正則、お前チョロい男だな。だがそれがいい!2021/04/15