出版社内容情報
育児情報がネットにあふれかえっている今、理想の子育てとのギャップに悩み、その通りにできない自分が嫌になる、結果が出ない我が子にイラつくという母親が多く存在します。著者が全国で親向けのセミナーを行っており、この本では、特に反響の大きかった内容とスキル紹介します。「あなた(子ども)自身」と「行動」を分けて考えることを提唱。悪いのはその行動(行為)であって、あなた(子ども)ではない。ママも子どもも誰も悪くない!行動がうまくいっていないだけ。」
この理論をもとに、親が「困る」具体的な子どもの行動を取り上げ、3択形式で自分の行動を振り返ります。選んだ回答ごとに、著者が、はげましと子どもの行動の裏にある要因、具体的な対応の仕方、子どもへのことばかけなどを解説。
※本書は2014年6月に刊行した『ママも子どもも悪くない!しからずにすむ子育てのヒント』の新装版です。記述の見直しを行い、一部加筆修正を行っています。
目次
プロローグ 「あなた(子ども)自身」と「行動」を分けよう―すべてのことに通じる大切なヒント
1 子どもとのかかわり(行動の分類―「聞こえていない」「うっかり」「わからない」「わざと」―4つの視点で子どもの行動が見えてくる;しかる―しかってもOK!―その後の上書きが大事!;ほめる―無理にほめなくてもOK!―「ホメ」にはいろんなカタチがある ほか)
2 子どもとの関係づくり(子どもの泣き大変だけど…―赤ちゃんの「泣き」の理解が「親子関係」を築くスタート地点;スキンシップ スキンシップをイヤがる子も…―愛情表現は「抱っこ」以外にもたくさん!;性格タイプの違い ワイワイタイプのママ、ひとりが好きなタイプの子―「性格のタイプ」は親子それぞれ ほか)
3 子どもへの言葉かけ(あいまいな言葉「それ取って」「早く!」「大切に」…―その言葉、子どもはわかっていないかも!?;ダブルバインド「勝手にしなさい!」→勝手にしたら怒る―「ダブルバインド」は混乱のもと!;比較 ほかの子と比べないで!―「その子のビフォー・アフター」に注目 ほか)
著者等紹介
高山恵子[タカヤマケイコ]
臨床心理士。NPO法人えじそんくらぶ代表。昭和大学薬学部兼任講師。昭和大学薬学部卒業後、約10年間学習塾を経営。その後、アメリカトリニティー大学大学院教育学修士課程修了(幼児・児童教育、特殊教育専攻)、同大学院ガイダンスカウンセリング修士課程修了。帰国後、児童養護施設、学校、保健所での発達相談や保育所・幼稚園への巡回指導で臨床に携わる。専門はADHD児・者の教育とカウンセリング。当事者でもあり、専門家でもある経験を生かし、ハーティック研究所を設立。教育関係者、保護者などを対象にしたセミナー講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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