出版社内容情報
世界中を旅して食べ歩いた地球の歩き方編集部が、一度は食べてみたい世界の名物カレー&スパイス料理を、101の国と地域から集めました。料理の特徴や食材から歴史、文化、習慣まで、雑学とともに徹底解説しています。
内容説明
世界の名物カレー&スパイス料理をとおしてカレーの真髄に触れよう。
目次
アジア
アフリカ
アメリカ
ヨーロッパ
オセアニア
日本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たぬ
20
☆3.5 当然ながらインドが多くて全体の1割以上の24ページを使って紹介。以下タイとマレーシアが6ページずつ。イギリスは欧米の中では4ページと多め。ビリヤニってインド以外の国にもあるんだね。食べてみたいなあ。インド人の行く国にカレーあり状態で、ジャマイカなんてインド系は1%未満だけどカレーは大人気なんだって。日本のカレー(ライス、パン、うどん/そばなども)も紹介されてます。2023/10/28
yoneyama
12
40年前からお世話になっている地球の歩き方の、現代バージョンというか、もう旅行先で頼りにする人もいない時代なので、いろんなテーマで出しているのですね。インド部族人たちが世界に広がりながら広めたスパイス世界。国別ではあるけれど、例えばミャンマー一つ取ったって山間地と低地、北部と南部ではいろいろだろう。よく取捨選択したものだ。インド移民隊の背景には英国植民地という世界レベルのフィールドがあったんだな。今や日本も世界的なカレー大国とのこと。各国の歴史に根ざした説明文が良い。歴史なくして食はない。文化だものな。2024/12/17
ris3901
10
面白かった。カレーはこんなに世界で食べられているのですね。国や地域の分類になるほどと思いました。まずはインド、インド系住民が移住した地域、インド近隣諸国、イギリスが作ったカレーパウダーを起源とした国(日本はこちら)。再現用詳細レシピは載っていませんが、見るだけでわくわくしました。2022/08/23
noko
9
この本でのカレーの定義はスパイスを効かせた肉魚又は野菜の煮込み料理で、ライスやパンなどの炭水化物が添えられた食べ物。16世紀以前のインドカレーは、あまり辛くない。なぜならば唐辛子は中南米原産。ポルトガル人によって、インドへ伝わったのは16世紀初頭なので、それまでは辛い味はスパイスはコショウ。世界各地のカレー料理がすごい量載っている。カレー好きの方は一家に一冊欲しくなる?イギリスはインドを植民地にしていたので、カレーの浸透率が凄い。家ではカレーパウダーを利用する。日本も同じ。日本のカレーパンはめちゃ美味。2023/12/24
クサバナリスト
8
色んなカレーがあるんだな!2022/04/16