出版社内容情報
ジュニアから成人まで、アスリートが強い体を作り、試合に勝つための食事方法を紹介。アスリートの栄養の基本、「強い体」を作る食事の基礎計画、試合に向けた食事計画、競技力向上のための食事計画、強くなる!目的別食事計画、体をつくる食品の栄養事典など
内容説明
ジュニア、成人、シニア、スポーツ愛好者、トップアスリート。パフォーマンスを向上させるスポーツ栄養学の知識がつまった1冊!
目次
1 アスリートが知っておきたい栄養素の基本
2 「強いからだ」をつくる食事の基礎知識
3 試合に向けた食事計画―ベストコンディションを目指す
4 競技力向上のための食事計画―競技別/世代別
5 強くなるための目的別食事計画
6 データでわかる からだをつくる食品の栄養素
著者等紹介
柳沢香絵[ヤナギサワカエ]
相模女子大学栄養科学部健康栄養学科教授。博士(生活科学)。公認スポーツ栄養士。管理栄養士。大塚製薬株式会社研究員。国立スポーツ科学センター研究員。2014年、第22回ソチオリンピックではソチマルチ・サポートハウスのリカバリーミール責任者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
11
【図書館】【速読】:アスリート向けの料理解説書。おもにスポーツにおける栄養学の本で、各品目の栄養について記されている。2022/05/21
いくみ♪
5
めちゃめちゃ実践的で科学的で良い!めちゃめちゃ参考になる。リンを含む食材(加工食品)は避ける!これ最近別の本でも見たなあ。あんまり意識したことなかった。カルシウムは1日800ml目標がか。ふむふむ2023/11/17
ザラシ
3
アスリートだと特に糖質がキーになるっぽい。勿論バランスは大事だけど、競技をバンバンこなすエネルギーとしての糖質の摂り方・量が重要になってくるそう。また、運動後は内臓も疲れているので消化にいいものを食べるべきらしい。たしかに運動後って好きなものとかガッツリとか行きたくなるからなぁ。いい学びになった。2023/10/14
乱読家 護る会支持!
3
アスリートのタイプを「ハイパワー」「ボールゲーム」「ローパワー」に分けて食事法を解説。 ⚫︎高タンパク質が運動の筋肥大に必ずしも有効ではない。高脂肪食も影響。 ⚫︎試合に向けて、エネルギー源のグリコーゲンをいかに効率よく蓄えるかがポイント。総エネルギーの7割を糖質から摂る。 ⚫︎どうしても甘いものが食べたい時は、低脂質でタンパク質が多い和菓子を。 などなど。 仕事上、栄養学も若干はかじらないといけないので、勉強の為に乱読リストに。2022/01/20
近江
2
家庭科の教科書にも載っていそうな基礎的な栄養素についての話から、アスリートにとって必要な要素を種目のタイプ別にピックアップしつつ書かれている。エネルギーの使われ方についても言及されているため、わかりやすい。またスポーツをそこまでしない人でも「プロテインを飲んでいるのに筋肉がつかない」理由(そもそものエネルギーが足りてない)や怪我の回復速度を上げやすい栄養素について、女性アスリートの貧血がちの傾向についてなど、幅広く知識が得られる良書。2021/09/02