出版社内容情報
高齢化社会で、人生の終末期が長くなり、余命を宣告される人も増加。そんなとき家族はどうサポートしていけばいいのかを紹介。最後の時間をどう過ごすかは、残される家族の心身に大きな影響を与える。やり残しのない満足いく看取りは、家族のその後の人生を左右する。本書では、余命を告げられた日からどうその本人の医療や介護、看取りに向き合うのかを紹介。
?丸 慶[タカマルケイ]
看護師、保健師、居宅介護支援専門員。余命3か月の末期がん患者の看取りに特化した訪問看護サービスを開始。ホスピタリティワン代表取締役、訪問看護支援協会代表、おくりびとアカデミー校長兼任。
内容説明
命の終焉に寄り添う家族はいちばん重要な「おくりびと」。余命を告げられた日から家族ができることとは。
目次
1 もう病院では治せないと言われたら(余命の根拠となる「事実」と「解釈」を分けて考える;本当はどうしたいのか急かさず本音を探る)
2 終の棲家を選ぶときは(ケアをつづける家族も無理なく過ごせる療養先を選ぶ;介護のスタイルはニーズでその都度かえていく)
3 やり残しをなくすために(「やりたい」「行きたい」「食べたい」「会いたい」をかなえる;「ありがとう」と言い合う時間をつくる)
4 最期まで寄り添うために(「痛い」「つらい」という言葉の裏にある真意をくみとる;最期の選択を迷ったら、本人がのぞんでいたことに立ち返る)
5 燃き尽きてしまわないために(思い残すことがないように時間をかけてお別れをする;1年かけてじっくりと自分の心と体をケアする)
著者等紹介
高丸慶[タカマルケイ]
エンディングコーチ。看護師、保健師、居宅介護支援専門員。株式会社ホスピタリティ・ワン代表取締役。1982年東京都生まれ。慶應義塾大学看護医療学部卒業。同大学院健康マネジメント研究科博士課程単位取得退学。2008年より株式会社ホスピタリティ・ワン代表取締役に就任。余命3か月の末期がん患者の看取りに特化した訪問看護サービスを開始。一般社団法人訪問看護支援協会代表理事、株式会社おくりびとアカデミー校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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