出版社内容情報
膠原病は関節のこわばり、発疹など炎症が続く病気の総称。まず初期症状をセルフチェック。自分でできる対処法を紹介する。
膠原病とは関節のこわばり、筋肉の痛み、発疹など体のあちこちに炎症が続く病気の総称。患者数が最も多い関節リウマチは毎年数多くの方が発病している。本書では膠原病の初期症状をセルフチェック。症状がおさまるように生活の工夫や運動、新薬の情報を紹介。
【著者紹介】
慶應義塾大学医学部リウマチ内科教授、慶応義塾大学病院長
目次
1 チェック 病気によって特有の症状が現れる(関節リウマチ 朝起きたときに関節がこわばる―はじまりは手指の関節のこわばりやはれから;関節リウマチ 症状のある関節数、血液検査などで診断―新しい診断基準で早期診断が可能に ほか)
2 体を動かす 軽めの運動で関節や筋肉を守る(薬や運動、生活の工夫などでよい状態を保つ―薬物療法を中心に寛解を目指す自ら積極的に治療に取り組むことが大切;睡眠・休養を十分にとって悪化を防ぐ―疲労は症状悪化のきっかけになるプラス思考でストレスをためない ほか)
3 生活の工夫 日常生活を解適にすごす工夫を取り入れる(食事はバランスよくさまざまな食品から―合併症がなければ食事制限は必要ない;糖尿病などの合併症があるときの食事―糖尿病や腎臓病などがあれば食事療法は必須 ほか)
4 基礎知識 免疫の異常が膠原病を引き起こす(膠原病は“3つの顔”をもつ病気―病名はちがっても共通する特徴がある;体を守る免疫の働きが自分の体を攻撃する―侵入した異物を攻撃し排除する免疫の働き 自分自身は攻撃しないシステムがこわれてしまう ほか)
5 薬と手術 新しい治療薬が次々と登場している(薬で炎症や免疫の異常を抑える―ステロイド薬の内服が膠原病治療の中心関節リウマチでは薬で関節破壊を防ぐ;まずは自分の使っている薬を知る ほか)
著者等紹介
竹内勤[タケウチツトム]
慶應義塾大学医学部リウマチ内科教授。1955年生まれ。80年慶應義塾大学医学部卒業。同大学病院内科助手を経て、85年より2年間、米国ハーバード大学ダナ・ファーバー研究所へ留学。帰国後、埼玉医科大学総合医療センターリウマチ・膠原病内科教授、同大学副学長を経て、2009年8月より現職。2013年10月より慶應義塾大学病院長を兼務。専門は膠原病、リウマチ疾患全般。膠原病・リウマチの専門医として治療にあたるとともに、厚生労働省の研究班に属するなど、研究・広報活動にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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