出版社内容情報
腰や足の付け根、太ももやお尻、膝にも痛みが出る症状は股関節痛。痛みの原因をチェックし、症状を改善する運動や生活術を紹介。
腰や足の付け根、太ももやお尻、膝にも痛みが出る症状は股関節痛。その多くは変形性股関節症で、人工股関節の手術も珍しくありません。本書では、痛みの原因をセルフチェックし、症状を改善するための運動や生活改善法、痛みを和らげる実践法を紹介します。
【著者紹介】
メディカルガーデン整形外科院長、東京厚生年金病院元副院長
内容説明
下半身の痛み&変形チェック!病気を推測する。お尻・内もも・足裏の簡単運動で痛みを軽減。座り方・姿勢・血行改善で症状を抑える。この本があなたの処方箋になる!
目次
1 チェック―「歩くと痛い」は体からのSOS(下半身が痛む原因は股関節にあることも;日常生活に現れる異変に気づく ほか)
2 運動―お尻と内ももを鍛えると股関節の負担は軽くなる(筋力低下が股関節の痛みをまねく;有酸素運動で減量し、負担を減らす ほか)
3 食事―規則正しい食生活が減量につながる(体重が増加するにつれ負担は倍増する;肥満は股関節以外にも悪影響を及ぼす ほか)
4 生活―しゃがむ動作を減らして痛みを起こりにくくする(和式生活から洋式生活に変えるとラク;椅子に座るときは背筋を伸ばす ほか)
5 基礎知識―関節痛の7割は子どもの頃からはじまっている(脚の複雑な動きを可能にする股関節;関節のすき間がなくなると痛みが出る ほか)
6 子ども―股関節の不具合のほか、風邪で痛みを生じることも(抱っこの仕方で股関節脱臼は避けられる;子どもの様子をよく観察し、異変に気づく ほか)
著者等紹介
伊藤晴夫[イトウハルオ]
メディカルガーデン整形外科院長。医学博士。1971年岐阜大学医学部卒業。76年より東京厚生年金病院整形外科に勤務し、整形外科部長、副院長を歴任。オリンピック強化スタッフを務めるなど、数多くのスポーツ選手の治療に携わる。2012年より現職。専門は股関節をはじめとする人工関節の研究と臨床
田中尚喜[タナカナオキ]
東京厚生年金病院リハビリテーション室技師長。理学療法士。1987年岩手リハビリテーション学院卒業後、89年東京厚生年金病院リハビリテーション室勤務。2005年より現職。運動や靴に対する独自のアイデアは、雑誌、テレビなどでも数多く紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。