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名曲のたのしみ、吉田秀和〈第1巻〉ピアニストききくらべ

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  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784058000823
  • NDC分類 760.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

吉田秀和が40年以上にわたり解説をつとめたNHK-FM「名曲のたのしみ」から、ジャンル別に番組をセレクトし書籍化。

音楽評論家、吉田秀和が40年以上にわたり解説をつとめ、多くのクラシック・ファンを育てたNHK-FM「名曲のたのしみ」。ジャンル別に番組をセレクトし書籍化。附属のCDには吉田の語りを抜粋して収録した。第1巻はピアニスト聴きくらべ。

【著者紹介】
音楽評論、随筆、翻訳家。鋭い感覚と視点から独自の評論を展開。日本を代表する音楽家の輩出にも貢献するなど、クラシック音楽界を牽引。受賞歴も多彩で2006年には文化勲章を受章。2012年、98歳で逝去。

内容説明

巨星吉田秀和、40余年におよぶライフワークNHK‐FM「名曲のたのしみ」が甦る!

目次

第1章 巨匠たちの思い出
第2章 ロシア(ソ連)のピアニスト
第3章 ドビュッシーをひいた名人たち
第4章 ミケランジェリとグルダ
第5章 グールドとアルゲリッチ―最多登場の二人
第6章 十人の代表的名盤
第7章 吉田が語る日本人ピアニスト
第8章 ピアニストききくらべ
第9章 若い世代への期待

著者等紹介

吉田秀和[ヨシダヒデカズ]
1913年(大正2年)9月23日、東京・日本橋生まれ。東京帝国大学文学部仏文科卒業。戦後まもなく、「モーツァルト」の評論でデビュー、以来日本における本格的な音楽批評の第一人者として、60年以上にわたり活躍を続けた。著作の多くは「吉田秀和全集(全24巻)」にまとめられている。また「子供のための音楽教室」や「20世紀音楽研究所」を設立し、水戸芸術館館長を務めるなど、音楽教育や芸術の普及に携わる実践家としても、多大な足跡を残した

西川彰一[ニシカワショウイチ]
1970年、鳥取市生まれ。東京大学法学部卒業。NHKディレクター、チーフ・プロデューサーとして、「N響アワー」「クラシック倶楽部」「名曲リサイタル」等、主にクラシック音楽番組の制作に携わる。「名曲のたのしみ」の担当は1997年以来で、吉田秀和氏の逝去後、半年間にわたり遺稿の代読を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あうる

3
楽しかった.. 音楽を、強いて聴くのは苦行なんだけども、その甲斐ありました。 ロマノフスキーとかエコノムとか珍しいんじゃないかしら。2025/06/20

愛理ちゃん88

2
アルゲリッチの音の粒ダチの良さは江戸前の粋2023/01/29

訪問者

2
有名なNHKのFM番組の放送を書き起こした物。90年代以前の音源はほとんど残っていなかったらしいが、最終回スペシャルに当たり、番組で呼びかけたところ、全国から録音音源が寄せられ、全1952回のうち92.4%に当たる1803回分がそろったそうである。それだけ大勢の人から愛された番組だったのだ。2015/07/31

Hiro

1
昔から著者のものはよく読んだ。音楽を時に譜面も交えて紹介し良さを説明する表現力、暖かで清らかで優しく的確な言葉遣い、そして本質を突く洞察力に引き込まれた。著者と比べたら小林秀雄の音楽評論など子供騙しだと思ったものだ。本書は著者出演のラジオ放送の語りを起したもので、厳密には著作ではないが、久し振りに著者の精緻な文章を偲ぶことができた。要はピアノの名演奏紹介なのだが誰それの弾くショパンはこう、リストはこうと読むだけでとても良い気分。さらに気が向けばネット配信で即、言及された曲が聴ける便利な世の中、有難い。 2020/09/17

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