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出版社内容情報
時は明治、世紀末。東京では怪奇な事件が続発していた。その謎に文豪・泉鏡花と編集者・香月真澄が挑む。新作40ページを収録。
金魚供養に隠された兄弟の秘密「鳥は空に、魚と水に」。禁断の想いがひとを惑わす「乱れる花の吐息にも似て」。大人気シリーズの2編に加え、描きおろし新作40ページを加えた明治東京怪異譚。新米編集者の香月が、泉鏡花とともに幻想の世界へご案内します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honoka
47
卯辰を見たくて。やはり妖関連の話は今さん絵が好き。神無月(10月)はその名の通り帝都(東京)の守りが薄くなるから(神々が出雲に集う)地震が起こりやすいとな…今10月じゃないか。2015/10/17
ネムコ
23
ヤッター! 一冊丸々今市子さんのコミック! たとえ3話中2話が既読でもいい。自宅にて浮かれ騒ぐ物の怪に「お静まりなさい!」と一喝する鏡花先生がカッコ良かったです。でも香月クン、一緒に冒険できるのは良いけれど、先生の原稿はもらえてないよね。編集者失格(笑)2015/09/20
えりっち
20
香月君は人が良すぎますね 笑 鏡花先生のミステリアス感が素敵です。 そして卯辰 可愛すぎます。2016/09/26
しましまこ
17
小説は何度も挫折。先生が泉鏡花じゃなけれは楽しめるのに…2015/09/27
えも
16
「月」を入手したら、この「華」を買っていないことがわかり、翌日購入◆相変わらず、哀しい人の世が怪異を引き起こすのですねえ。そして鏡花先生は、やはり「向かう側」がよく似合います◆収録3作のうち2作はすでに持っているコミックの再録ですが、鏡花関係だからそれでも好いのです。2016/09/19