感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
21
他家とのイザコザでさえ、下手をすれば御家取り潰しの江戸時代。弓馬に無縁な平和な時代だが、代が替わるたび甲冑を拵えた大名家。先祖の武勲に肖るためか、または尚武の気風を忘れぬためか。伊達,真田,立花,藤井松平,藤堂,蜂須賀,井伊,黒田。初代から数代に渉る各大名家の甲冑を掲載。時代を経るごとに、実用性より華美に精緻に遷ってゆく。世代ごとに嗜好が変わったり、家風というべき色彩と形状に統一感のある、井伊家の赤や黒田家の黒。かつては死装束、戦場の男ぶりを飾り衣裳として、センスと違いを競った甲冑の、美術品への変遷。2015/04/28
へんかんへん
5
頭重そう ひっかかりそう2017/02/21