出版社内容情報
共産党、シュチラーサー、突撃隊、その仏英ソ-数多くの敵をなぎ倒して野望を達成したヒトラーの精神構造とその政治の本質、なぜ彼は出現し得たかを徹底的にえぐる!神秘思想家・芸術家を名乗った男はいかなる世界、いかなる「帝国」を目ざしたか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はばたくキツネ
3
ヒトラーとナチスとは果たしていかなる存在だったのか、従来の固定的・神話的・伝説的なイメージを解体し、客観的にその実像に迫ろうという意欲に満ちた名書。ヴェルサイユ体制下のドイツでナチスが熱狂的にドイツ国民に受け入れられた背景や、伝説化しているナチスの宣伝政策が戦後形作られた伝説であること、最初は幾分穏やかであった人種政策がやがて絶滅政策へと変貌していった課程など、従来のイメージを打破してくれるような説得力のある論説が多く掲載されており、大変勉強になった。2012/03/31
バグラチオン作戦
0
数年ぶりに読んだ。2017/06/04
ビタミン
0
★★★★★2009/02/13
札幌近現代史研究所(者。自称)
0
第三帝国、ナチ体制、ヒトラーのユダヤ人憎悪などについてコンパクトにまとめてある比較的良質なムック本。
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- 電子書籍
- good!アフタヌーン2016年12号…