出版社内容情報
神仏と魔怪が群れつどう山中に行われる、山伏たちの死と再生の修行世界。神道と密教が溶け合った山岳宗教の驚くべき全貌。至高の行者・役小角の神秘的な伝説、神仏習合の理論、山界曼茶羅の見方など。巻末には、決定版・日本の霊峰カタログを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
木倉兵馬
1
次回の応募作のため参考としたい一冊。修験道とは山岳を対象としたシャーマニズムに近いだけでなく、そこへ陰陽道や密教、道教の影響を受けた日本固有の宗教である、という結論で良いでしょうか? ともかく、修験道に関わりのある人物の短い伝記、実際の儀式、思想、山界曼荼羅、信仰の対象となる神仏、護法童子を始めとした術、修験道の盛んだった山々の紹介など、盛りだくさんの内容でした。もっと詳しいことを知ろうと思ったらもう少し難しめの本が必要になるでしょうけれど、軽く知りたいなら満足できる本です。2019/02/11
和沙
1
巻末には宮家準・五来重などその筋の有名な研究者の本をガイドブックとして紹介するなど、修験道に対する並々ならぬ知識と情熱を感じられる一冊。入門編としては最適でしょう。2011/08/20
★★★★★
1
このシリーズに共通していえることですが、惹句は通俗的ながら内容はなかなかしっかりしています。本当の初心者が取っ掛かりとして使うには悪くない。
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
0
【大学在学中の4年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を1000冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 #6791997/12/31
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
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【大学在学中の4年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を1000冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 #6231997/08/31
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