出版社内容情報
感染管理に焦点をあて、病棟別や病棟を横断する看護業務の全体像をコンパクトにまとめた本当に使えるマニュアル本昨今のコロナウイルス感染症の流行で,感染症が専門ではない,または経験が浅い看護師が感染管理に携わる現状があり,この状態がこれからも続くことが考えられます.また,地域包括ケアシステムの構築を推進していく上で,在宅でも感染管理の重要性が注目されており,訪問看護師のみではなく介護施設で働く介護士への教育も急がれているところです.本書では新人看護師はもちろんのこと,ベテラン看護師まで,臨床の看護師は誰もが独自に“マイノート”を作成している,その“マイノート”の土台を提供しようというものです.必要な知識や各施設共通の事項などは初めから盛り込んでおき,そこに読者がそれぞれが自施設の方法や自身に必要な知識を加えていくもので、オリジナルのマニュアル本として作り込めます。
内容説明
いつも備えておくべき感染対策を凝縮。自施設の決まり事や本で勉強したこと、何でも書き込んで、実践現場に活かせる感染管理のマニュアルを作り上げよう!
目次
第1章 感染対策の基本
第2章 標準予防策
第3章 感染経路と感染経路別予防策
第4章 洗浄・消毒・滅菌
第5章 感染症に関わる検査と病院で問題となる微生物
第6章 医療器具・処置関連感染対策
第7章 医療関連感染サーベイランス
第8章 部門別感染管理
第9章 職業感染対策
付録
著者等紹介
〓田理香[ヨシダリカ]
東京医療保健大学大学院医療保健学研究科感染制御学教授
小西敏郎[コニシトシロウ]
東京医療保健大学副学長・医療栄養学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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