出版社内容情報
酸素療法は,臨床現場で日常的に行われている.また,看護基礎教育でも臨地実習の現場において習得する技術として,臨地実習などで経験していく.しかし,コロナ禍で臨地実習が満足にできなかった新人ナースにとっては,臨地実習の経験も乏しく,また患者の状態などによっても使用されるデバイスも異なり,非常に難しい・苦手と感じることも多い.酸素療法を患者にとって適切な濃度・量の酸素投与を正確に行うために必要な知識と技術をQ&A形式で最新の知見も加えて解説
内容説明
写真・イラストで完全解説!基本・応用・感染対策まですっきり悩みが解決!
目次
1 酸素投与は“なぜ”行うの?(酸素投与はどんな状態のときに行うの?;低酸素血症と低酸素症は何が違う? ほか)
2 酸素投与の実際(酸素投与はどのように行う?器具の選び方は?;酸素投与の方法によって吸入する酸素濃度はどう変わる? ほか)
3 酸素投与時のフィジカルアセスメント(呼吸回数/呼吸リズム/呼吸音はどこに注意して、どうみる?)
4 酸素投与と合併症(酸素療法で起こる合併症は?)
5 COVID‐19感染者に対する酸素療法(COVID‐19患者の観察とケア)
著者等紹介
尾野敏明[オノトシアキ]
東海大学看護師キャリア支援センター認定看護師課程集中ケア学科主任教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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