出版社内容情報
憲法が「ある世界」と「ない世界」を比較しながら、基本的人権の尊重を定めた憲法の存在理由や、暮らしとのつながりを紹介。身近な例に落とし込んだり、イラストで図解したりすることで、わかりやすく解説する。小学校の社会科や道徳の補助教材に最適。
内容説明
「ある・なし」をくらべてわかる憲法の大切さ。
目次
第11条 個人がかけがえのない存在として尊重されなかったら?―基本的人権、平等権、自由権、社会権、参政権、請求権
第13条 基本的人権を理由に、自分の権利を主張しすぎると…―個人の尊重、公共の福祉
第14条1項 平等であることがあたりまえじゃなかったら?―平等権、法の下の平等
第19・20条 みんなと同じ考えじゃないといけなかったら?―思想の自由、良心の自由、信教の自由
第23条 学べることが制限されていたら…―学問の自由、教育を受ける権利
第24条 他の人が個人の結婚を決めてもよかったら…―個人の尊厳、両性の平等
第25条1項 身体が不自由で仕事に困り、生活が苦しくなったら?―生存権、生活保護
第27条2項 勤労条件が定められていなかったら?―勤労の権利、勤労の義務、団結権、団体交渉権、団体行動権(争議権)
第29条 人のものを自由に取り上げて自分のものにできたら…―財産権、納税の義務
第37条 刑事裁判を受ける権利がなかったら?―迅速で公平な刑事裁判を受ける権利、裁判所
著者等紹介
木村草太[キムラソウタ]
1980年生まれ。憲法学者。東京大学法学部を卒業した後、現在は東京都立大学で教授をしている。研究テーマは平等原則、差別されない権利、思想・良心の自由、地方自治、子どもの権利など。テレビやラジオなどのメディアにも多く出演し、子どもから大人まで、幅広い世代に法教育を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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