出版社内容情報
コンピュータは、どのような人々の情熱によって開発され、社会に変革をもたらしたのか? IT社会の実現に情熱を燃やした人々の姿を描いた連作短編小説集。アラン・チューリング、フォン・ノイマン、スティーブ・ジョブズら個性あふれる人々の物語。
目次
プロローグ 考える歯車(パスカル)
世界の扉を開けた、階差機関(チャールズ・バベッジ)
コンピュータの父の、ささやかな喜び(アラン・チューリング)
コンピュータを創造した、人間コンピュータ(ジョン・フォン・ノイマン)
シリコン・バレーの、クールでホットな男たち(ゴードン・ムーア&ロバート・ノイス)
コンピュータと優しく会話する方法(グレース・ホッパー)
さあ、コンピュータをどう使う?(アラン・ケイ)
知恵の実で、世界を変える!(スティーブ・ジョブズ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
conegi
6
子供用に入手したものだが、親が先に読了。アランチューリングや、ノイマンのように一般的に認識されている人物だけでなく、パスカルやチャールズバベッジ、エイダ、グレースホッパーのような人物も。小学校高学年以上が対象らしく、ネガティブな側面も含めて物語形式で紹介されているのはわかりやすい。挿し絵があれば、もう少し小学生にも取っつきやすいのだが。2024/01/07
mitsu
1
児童向けの書籍のようでしたが、内容は副題にある通り、コンピュータ社会、今の状況に近いことをわかりやすく、機械式計算機→パソコンに至るまでの関係者の歴史を書かれてました。マイコンの頃からの肌感覚を知っていたので、個人的にとても面白かったです。2024/12/26