出版社内容情報
美しい写真やイラストなどの豊富なビジュアルで、古典を楽しむ『絵で見てわかるはめての古典』の増補改訂版。新指導要領対応。日常の様々な出来事から、人間の本質に深く迫る兼好法師の『徒然草』を、はじめて古典に接する読者にもわかりやすく解説している。
目次
『徒然草』は、こんな本(兼好法師が生きた鎌倉時代末期ってこんな時代;『徒然草』を書いた兼好法師ってこんな人;原文にトライ!声に出して読んでみよう!1 つれづれなるままに、~;仁和寺の法師 原文にトライ!声に出して読んでみよう!2 仁和寺にある法師、~;『徒然草』研究1 仁和寺の法師、うっかり事件;二つの矢 原文にトライ!声に出して読んでみよう!3 或人、弓射る事を習ふに、~;こま犬の向き 原文にトライ!声に出して読んでみよう!4 御前なる獅子・狛犬、背きて、~;『徒然草』研究2 今のわたしたちにもあてはまるたとえ話;うその多い世の中 原文にトライ!声に出して読んでみよう!5 世に語り伝ふること、~;『徒然草』研究3 うその多い、うわさ話? ほか)
著者等紹介
田中貴子[タナカタカコ]
1960年京都府生まれ。奈良女子大学文学部卒業、広島大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。梅花女子大学専任講師、京都精華大学助教授を経て、甲南大学文学部日本語日本文学科教授
石井正己[イシイマサミ]
1958年東京都生まれ。東京学芸大学卒業、同大学院修士課程修了。現在、東京学芸大学教育学部教授、一橋大学大学院連携教授。日本文学、民俗学を研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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