出版社内容情報
広島に原爆が投下された朝、町の家屋を取り壊す作業をしていた十二歳のモリオ。母は彼を捜して瓦礫の街を歩き続ける。
現代の子どもたちがなかなか聞くことのできない戦争のお話を体験者に取材した絵本。広島に原爆が投下された朝、町の家屋を取り壊す作業をしていた十二歳のモリオ。家族は彼を見つけるため、瓦礫の広がる街を探し続ける。二日後、彼を見たという知らせが届く。
著者等紹介
田代脩[タシロオサム]
1938年、栃木県宇都宮市に生まれ、敗戦のときは国民学校1年生。東北大学文学部国史学科卒業、同大学院修士課程修了。埼玉大学教養学部教授を経て、現在、埼玉大学名誉教授。専門は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。