松なみ木はもどらない―疎開を受け入れた東北の農村

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松なみ木はもどらない―疎開を受け入れた東北の農村

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  • サイズ A4判/ページ数 31p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784055010269
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8795

出版社内容情報

農家の少女はるこの生活は戦争によって変わった。男手がない家の手伝いや桑の繊維とり。ある日見慣れた松並木も切り倒される。

現代の子どもたちがなかなか聞くことのできない戦争のお話を体験者に取材した絵本。宮城県の農家の少女はるこの生活は戦争でがらりと変わる。男手が出征した家の手伝いや桑の繊維とりの毎日。見慣れた松並木も切り倒され、町の風景はいつしか姿を変えていた。

著者等紹介

田代脩[タシロオサム]
1938年、栃木県宇都宮市に生まれ、敗戦のときは国民学校1年生。東北大学文学部国史学科卒業、同大学院修士課程修了。埼玉大学教養学部教授を経て、現在、埼玉大学名誉教授。専門は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヒラP@ehon.gohon

9
以前、仙台にも空襲があったのだと知っていたとはいえ、宮城県南部に住んでいる人々もこのように戦争の影響を受けたことを知りました。 のどかな田園風景も、海辺の風景も、人々の素朴な気持ちも、戦争は変えてしまったのですね。 人々の醜い様には心が傷みました。 飛行機の燃料にと伐採された松に意味はあったのでしょうか? 実際の話だけに、1本だけ残った松は東日本大震災ではどうだったか、そんなことも気になりました。2019/01/03

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