学び直しの時間<br> 佐藤優の特別講義 民主主義の危機―忍び寄るポピュリズムと強権主義

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佐藤優の特別講義 民主主義の危機―忍び寄るポピュリズムと強権主義

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784054070097
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

民主主義とは何なのか? そこに限界はあるのか? 台頭するポピュリズム、強権主義に対して、民主主義は生き残っていくことが出来るのか? 
新自由主義経済、グローバリゼーション、IT化の加速などに伴い、貧富や情報の差は拡大し、世界は分断を深めている。民主主義の在り様が変化し、その賞味期限切れすら囁かれる現状において、我々は今ここにある民主主義を見つめ直し、再定義しなければならない。
トランプ氏再選の可能性、ロシア・ウクライナ戦争の行く末、GDP神話の崩壊、暴走するAI……民主主義の危機に伴って噴出する様々なニュースについて、“知の巨人”佐藤優が縦横無尽に語りつくした、これからの世界を見通し、生き残るビジネスパーソンに送る一冊!

内容説明

世界はなぜ強権主義に流れるのか?民主主義の賞味期限、大衆の暴走、グローバル化の罠…日本が今、直面している危うさの内実を読み解く。

目次

序章 私たちの民主主義、その限界に気づいているか?(そもそも、民主主義って何だろう?;民主主義には賞味期限がある、という現実 ほか)
第1章 民主主義を蝕むものとは何か?(自由と平等をつなぐ「友愛」;民主主義に政党は必要なのか? ほか)
第2章 経済は民主主義を救えるか?(古典的自由主義と新自由主義は何が違う?;新自由主義が生み出す「格差」の罠 ほか)
第3章 民主主義はグローバリゼーションと共存できるか?(「生産する国」と「消費する国」;グローバリゼーションって結局どういうこと? ほか)
第4章 ITは民主主義をどう変えるか?(インターネット投票がもたらす危険とは?;民主主義を分断しかねない「情報過多」 ほか)

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞。大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Sakie

15
民主主義が正しく機能していないから、今の日本はおかしいのだと思っていた。しかし民主主義は一つの決まった形があるわけではない、と佐藤優は噛み砕いて説く。日本人が思う民主主義はアメリカのもの。本来、民主主義は地域ごと国ごとに多様であるもの、という前提は押さえておきたい。つまり日本の民主主義は日本なりに機能している。ただし民主主義は理想的でも安定的でもないし、特に正義でもない。さらに佐藤優は多くの国で民主主義が制度疲労を起こしていると考えている。非欧米的な民主主義の形を多く認識しておいたほうが良さそうだ。2025/04/10

くものすけ

14
GDPに疑問を抱く。確固とした指標として、ほとんどの国が経済規模や国家の政策立案の要としているGDPそのものに疑問符をつけているところが面白い。アメリカのGDPの7%に過ぎない経済規模のロシアが、ウクライナ戦争で西側諸国と互角の戦をしている事を指摘、”GDP"とは何なのかGDP以外に国力を計る指標がありそう。また、様々な形をした民主主義があると、外部からは”民主国家”とはとても見えないが、自国民にとってはプーチン、習近平の独裁政権も立派な民主国家と思われているらしい(少々驚きではありますが…) 2025/03/14

うだうだ

6
民主主義は、思った以上にカチッと定まったものではなく、あやふやなシステム。その多様性も許容していく必要があると考える。大衆化した社会の政治の危険性を、より理解していきたいと思う。2025/01/05

Go Extreme

2
民主主義の定義は容易でない 政治は専門家、民衆は欲望追求 民主主義と独裁制は矛盾しない 民主制は衆愚政へ劣化 政治制度には賞味期限あり なぜアングロサクソン民主主義が標準か 沖縄問題に見る民主主義の歪み 大衆化社会は反民主・反知性化 日本の政権党は「権力党」化 同胞意識が社会福祉の鍵 イデオロギー闘争と殺し合い 新自由主義で格差拡大 グローバリゼーションは国家を解体 オランダの誤謬 インターネットは愚民化の危険性 DXは新自由主義に取り込まれがち ポジショントークを見極めよ 棄権の自由はネット投票より重要2025/05/01

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