出版社内容情報
★★★累計400万部をたたき上げた名著の漫画化シリーズ「まんがで読破」が待望の復刊!★★★
ちょっと難しかったあの文学も、いまさら知らないとはいえないあの哲学も、親しみやすい「まんが」で一気に読んで、どっぷり没入!Gakken新装版は、作品を愛する豪華著名人の解説つき。各作品の時代背景、文豪たちを知り、もっと深く作品世界に入りこもう。
■作品解説:茂木健一郎(脳科学者)
【エゴイズムと倫理の葛藤。文学の至宝】
物語を駆動しているのは、人間の意識ではない。無意識の「こころ」なのだ。自らの「こころ」のどうしようもない力動に苛まれる。そこには震撼すべき哲学がある。
■あらすじ:【人に失望していた私は 自分に絶望したのです】
人間を信用せず豊富な知識をもちながらも隠居生活を送る「先生」。「私」はその不思議な魅力に惹かれていた。ただ、その「先生」の過去はわからない。あるきっかけを皮切りに語られる「先生」の過去。そこには「先生」を苦しめた金銭をめぐる出来事、そして過去の恋愛においての、自分のエゴ、現在までの苦しみが綴られていた。文豪・夏目漱石が人間の性をあぶり出す。
内容説明
人間を信用せず豊富な知識をもちながらも隠居生活を送る「先生」。「私」はその不思議な魅力に惹かれていた。ただ、その「先生」の過去はわからない。あるきっかけを皮切りに語られる「先生」の過去。そこには「先生」を苦しめた金銭をめぐる出来事、そして過去の恋愛においての、自分のエゴ、現在までの苦しみが綴られていた。文豪・夏目漱石が人間の性をあぶり出す。作品解説は茂木健一郎(脳科学者)。
著者等紹介
夏目漱石[ナツメソウセキ]
1867~1916。近代日本文学を代表する文豪の一人。帝国大学(現在の東京大学)英文科卒業後、松山中学で英語教師などを務めた後文部省留学生としてイギリスへ留学。帰国し、東大で教鞭をとり、『吾輩は猫である』『坊っちゃん』など次々に発表し話題となる。東大を辞め朝日新聞社へ入社し職業作家としての道を歩む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 戯れのエクリチュール