出版社内容情報
★★★累計400万部をたたき上げた名著の漫画化シリーズ「まんがで読破」が待望の復刊!★★★
ちょっと難しかったあの文学も、いまさら知らないとはいえないあの哲学も、親しみやすい「まんが」で一気に読んで、どっぷり没入!Gakken新装版は、作品を愛する豪華著名人の解説つき。各作品の時代背景、文豪たちを知り、もっと深く作品世界に入りこもう。
■作品解説:倉田真由美(漫画家・コメンテーター 代表作 『だめんず・うぉ~か~』)
【誰もが一度は通るナルシシズムの結晶】
「甘え上手で、女に軽口をたたくのがうまい。そして、どこか投げやりで壊滅的。彼らには、ある種の女を強烈に惹きつける磁力がある。」
■あらすじ:【人間がわからない 僕ひとり変人なのだ】
3編の手記によって綴られる大庭葉蔵の半生。そこには、幼少時代から感じていた孤独と恐怖、そしてそれを消化できないままに成長してしまった苦悩が赤裸々に吐露されていた。「人間がわからない」という思いを抱えながら、「道化」という名の仮面をつけ、さまざまな女性との出会いと別れを繰り返す葉蔵がたどり着いた結末とは。
内容説明
3編の手記によって綴られる大庭葉蔵の半生。そこには、幼少時代から感じていた孤独と恐怖、そしてそれを消化できないままに成長してしまった苦悩が赤裸々に吐露されていた。「人間がわからない」という思いを抱えながら、「道化」という名の仮面をつけ、さまざまな女性との出会いと別れを繰り返す葉蔵がたどり着いた結末とは。作品解説は倉田真由美(漫画家)。
著者等紹介
太宰治[ダザイオサム]
1909~1948。小説家。青森県有数の大地主の家に生まれる。東京帝国大学(現在の東京大学)文学部中退。「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、『晩年』を刊行するが、女性関係や金銭などの問題により自殺未遂を繰り返し、その私生活は乱れたものであった。井伏鱒二に師事し、井伏の世話で結婚、妻の支えで再起をし、『斜陽』が大評判となり流行作家に。『人間失格』を書き上げた後、愛人と玉川上水で入水自殺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。