出版社内容情報
生涯、猫を愛した「日本のクリスティー」仁木悦子による本邦初の猫文学アンソロジー(1980年・立風書房刊)を待望の復刊! ミステリー、SF、童話、純文学、落語、漫画の各界の豪華執筆陣による、ミステリアスな12匹の猫の物語。和田誠による装丁・イラストも魅力的な一冊。
【収録作】
「猫の年齢」 西東登
「ピーや」 眉村卓
「お富の貞操」 芥川龍之介
「猫文法」 川又千秋
「猫の皿」 古今亭志ん生
「猫の殺人」 吉行理恵
「ねこ忍」 水木しげる
「復讐は彼女に」 小泉喜美子
「ネコ」 星新一
「ねこんしょうがつ騒動記」 あまんきみこ
「誘拐者たち」 仁木悦子
「猫の泉」 日影丈吉
編者解説 仁木悦子
内容説明
名著復刊!日本最初のニャンソロジー!猫小説アンソロジー。
著者等紹介
仁木悦子[ニキエツコ]
1928‐1986。推理作家・童話作家。東京府出身。本名・二日市三重子。幼時の胸椎カリエスで就学できず、家庭で自学自習した。戦後、児童文学からスタートし、1957年、『猫は知っていた』で第3回江戸川乱歩賞を受賞。同賞が公募制となって初の受賞者だったが、ほぼ寝たきりの生活を送る女性で、学校教育を受けず独学で知識を身につけたことが大いに話題となる。明るく爽やかな作風で「日本のクリスティー」と称され、戦後女性推理作家の先駆となった。1981年、短編「赤い猫」で推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケロたん
chuji
海さん