出版社内容情報
齋藤孝[サイトウタカシ]
著・文・その他
内容説明
「調べる力」があれば、仕事も人生もうまくいく!齋藤孝先生による「調べ方」のワンポイントコーチ集。データの見方、つくり方、伝え方のコツが簡単にわかります。学生も、社会人も、すぐに役立つ知識が満載!
目次
第1章 「調べる力」があれば仕事も人生もうまくいく!
第2章 「データ」を読みこなせる人になろう!
第3章 「検索力」を鍛えてデキる人になろう!
第4章 調べ方を変えれば「ビジネス」で結果を出せる!
第5章 調べたことは「アウトプット」!
第6章 もっと「調べる力」を付ける!
第7章 達人たちの「調べる」エピソード
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)は毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞トップテン、シリーズ累計260万部のベストセラーを記録して日本語ブームが起こった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
92
「調べたこと」の裏付けがはっきりしないままSNSで発信することの危険性、アウトプットを意識した調査や検索の技術、吉村昭氏の他にも徹底した調査に基づいた作品の作り方など参考になった。これからAIがますます進化してゆくと調査や検索はどうなってゆくのだろうと思った。PCがなかった頃HA。一つのテーマを調べるのは図書館や様々な文献を写してまとめるという膨大な作業が必要だったのだなあ。2024/11/23
momogaga
41
自己流で試行錯誤にやってきた「調べ方」。頭の良い人がやっているやり方は参考になります。これからもっと「調べ方」を極めていきたい。2022/09/08
Nobuko Hashimoto
25
調べ方そのものよりも、調べる習慣やデータを得て活用することを啓発する本。「データ」も、数字や統計だけではなく、やり取りや自分自身の観察、定点観測など広くとらえている。具体性に乏しいが、授業実践は面白い。例えば①検索ゲーム:4人1組で3つのワードを使って一つのお題について制限時間を設けて誰が一番質の高い情報を引き出せるか。有益な情報を得た学生にどんなワードで検索したかを共有してもらう。73p(つづく)2023/03/04
ねむ
16
ものを調べる際の考え方から実践的なアドバイスまで、ざっくりまとまっている。言われてみればまあ当然ということも多いけれど、わたしはデータには苦手意識があるので、データに対しては「えーっ?!」という気持ちで向き合う、とか調べたことは自分のなかで納得して終わりにせずアウトプットしていく、という点は勉強になった。2023/02/04
y.kakizoe
13
既知の内容だけれど実践はできていないことばかりだと気づく。「多くの人はウィキペディアすら調べない」うぉその通り。よし、今年は全部ウィキるぞ!早速ミシュランガイドの由来を調べた。…これを1年続けたらかなり違いがでそうだ。「新書3冊でかなり詳しくなる」も実践しようと思う。最近1冊読んだ年金。1月中にもう1冊年金の新書を読む!2024/12/30