北の子グマ

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北国で著者が実際に見た一匹の子グマ。何らかの理由で母グマと別れてしまい、冬眠ができず、冬までの命だという。でも、精一杯生きているその子グマの姿は心に訴えるものがあった。有限の生を一生懸命生きることの大切さを教えられ、一冊の絵本にまとめた。

限りあるときを精一杯に生き、また空に還ってゆく。この星は、そんな無数の物語でできている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

spatz

北海道のヒグマの話だと思われる。母が銃弾でたおれたあとに残されるこぐまは生き残ることが難しい。英語の訳が同じページについている。可愛いらしい絵だが、厳しい現実が静かに淡々と描かれていた。 2022/06/13

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