出版社内容情報
科学論の中でも、相対性理論と並んで関心が高い量子論。近年、宇宙誕生の謎やパラレルワールド、量子コンピューターなど、ニュースでもよく耳にするようになった。本書は、最新の研究成果を踏まえつつ、量子論について図解を交えて、わかりやすく解説する。
内容説明
19世紀末に生まれ物理学の常識を打ち壊し宇宙観・自然観を一新した科学史上最大の革命的理論、量子論。つながっているはずのものはじつはバラバラであり、粒子に見えるものはじつは波動であり、実体だと思い込んでいたものは確率の重ね合わせにすぎない―不可解にして深遠な世界の神秘の法則を、この一冊で徹底的に解き明かす。
目次
第1章 量子論の世界へようこそ
第2章 量子論はこうして誕生した
第3章 物理学を塗り替えた前期量子論
第4章 確立された量子力学の世界
第5章 量子論のさらなる飛躍
第6章 量子論と宇宙
第7章 量子論が生み出す最新技術
第8章 量子論とSFの世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなよ
20
イーガンの小説を読んでて分かりにくい所があったので、ヒントになりそうなこの本を読んでみた。安いわりにかなり分かりやすく、図も多いので読みやすい。2020/05/17
fseigojp
13
値段のわりに詳しかった お値打ち2019/12/03
goose
4
数年間途中で放置していたが再開。あっという間に読了。あいかわらず言ってる意味は分からないけどワクワクは止まらない。2025/01/25
むちれお
3
安い本なのにとても面白く、夢中で読んでしまった。こういう話はワクワクするね。2020/01/19
本を読むのは寝室派
3
すべてはわかりません。わかっていたら本になる前にテレビやネット報道で大騒ぎ状態です。それはさておき、要点だけを書いた参考書といった感じで、専門書ではありません。それでも読んでいて段々理解し難い内容になってくるので、専門書を読む前のワンクッションとして。2019/11/25