図説 はじめての古典落語―教養として知っておきたい50席

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図説 はじめての古典落語―教養として知っておきたい50席

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784054067295
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0076

出版社内容情報

大人の嗜み、教養として知っておきたい古典落語。いま寄席でもよくかかる押さえておきたい50席+αで、江戸の文化や情緒をツウのように楽しむ! 人情味あふれるストーリーと、文化や背景の丁寧な解説で、オチまでよくわかる。江戸風俗解説・永井義男。

内容説明

本書は、よく知られている「定番十席」を筆頭に、人情噺、怪談噺など代表的な演目五十席のあらすじを紹介しています。現代では、噺ができた当時との文化ギャップや、使われている言葉の違いから内容が理解しにくい場合も多いので、オチ(サゲ)についても解説しています。同じ演目でも、時代や語り手(噺家)によってアレンジは大きく異なるため、基本的なパターンをとりあげ、オチや噺の区切り方にバリエーションがある場合は、その違いにも言及しました。笑いだけでなく、恐怖も感動も聞かせる、江戸文化が生んだ奥深い落語の世界をお楽しみください。

目次

第1部 定番十席(初天神;子ほめ;寿限無;時そば;道潅 ほか)
第2部 落語と江戸文化(明鳥;居残り佐平次;品川心中;紺屋高尾;お見立て ほか)

著者等紹介

永井義男[ナガイヨシオ]
1949年福岡県生まれ。東京外国語大学卒業。97年『算学奇人伝』で第6回開高健賞を受賞し、本格的な執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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バケツ

2
switchのマリオをやっていて江戸に興味が湧き、とりあえず落語でも…と図書館で借りた本。『時そば』『寿限無』『饅頭怖い』など有名落語の内容は知っていたが、きちんと聞いたことがあるのは立川志の輔の創作落語『バールのようなもの』くらいだったので、この本で色々な古典落語のあらすじや江戸生活のコラムをざっと知ることができて勉強になった。『紺屋高尾』『目黒のさんま』『芝浜』は気に入ったので探して聴いた。『粗忽長屋』『井戸の茶碗』『抜け雀』『宿屋の仇討ち』あたりも気になったので、忘れないようにここに書き留めておく。

syu_bo

2
落語のことは全く分からず、入門書として読んだ。恥ずかしい話だが、「まんじゅうこわい」など超有名タイトルすら内容は知らなかったので、勉強になった。江戸時代の風習についても知ることができ読んで良かった。ただ疑問が一つ。実際に落語を聞く際、落語好きの人はオチ(サゲと言うらしい)を知っているはずなのに何度も聞いて笑えるものなのか?演者違ったりバリエーションが違ったりで笑えるの?自分の目で見てみるしかないかな。2019/07/15

kaz

1
基本的な古典落語50席のあらすじを紹介。「基本的なパターン」を取り上げたとしているが、自分の知る限り、必ずしもメジャーではないパターンも混ざっているような気がする。トリビア的な豆知識も正確かどうか、少し疑ってみた方が良い。2020/03/08

おはぎ

0
あくび指南と佐々木政談が好み2023/01/27

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