オールブラックス圧倒的勝利のマインドセット

今泉 清【著】

Ｇａｋｋｅｎ（2019/08発売）

• サイズ 46判／ページ数 224p／高さ 19cm
• 商品コード 9784054067233
• NDC分類 783.48
• Cコード C2075

出版社内容情報

ニュージーランドラグビー界のレジェンド達と交流の深い元日本代表ラガーマン今泉清が、世界最強・オールブラックスの強さの秘密を明かす。ビジネスパーソンにも共通する「勝利の方程式」をリーダーシップ、戦略、組織、マインドなど多角的に語り尽くす一冊。

内容説明

早大ラグビー部のレジェンド・今泉清が、常勝軍団オールブラックスの「強さの秘密」を、プレーヤーの視点で熱く語る！

目次

第１部　ニュージーランド「ラグビー文化」の衝撃（フィールドで体感した「勝利」のイノベーション；頂点に立つ男たちの「凡事徹底」というポリシー）
第２部　オールブラックス・勝利の五原則（貢献―勝ちたければ、あえて組織の歯車になれ；リーダーシップ―ラグビーのヒーローは、自己を犠牲にできるプレーヤーである；コミュニケーション―粘り強く意思を交換せよ；戦略―圧倒的な準備で、貪欲に勝利を求める；マインドセット―「無私の心」がビッグプレーを生み出す）

著者等紹介

今泉清［イマイズミキヨシ］
１９６７年東京生まれ。６歳でラグビーを始め、大分県立大分舞鶴高校ではフランカーとして高校日本代表に選ばれる。早稲田大学時代は在学中４年間で関東大学対抗戦優勝２回、大学選手権優勝２回、日本選手権優勝１回を経験。卒業後はニュージーランド留学を経てサントリーで活躍。１９９５年ラグビーワールドカップ南アフリカ大会日本代表、７人制・１０人制日本代表にも選出された。現役引退後は母校・早稲田大学ラグビー蹴球部コーチとサントリーフーズコーチを同時期に兼任するなど後進の指導育成に尽力。現在は日本代表・トップアスリートだった経験を活かして人材育成パフォーマンスコンサルタントとして活動する傍ら、日刊スポーツのラグビー評論、ＣＳテレビチャンネルＪ　ＳＰＯＲＴＳで解説者を務めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tetsubun1000mg]

古くからのラグビーファンには早稲田のＦＢ「今泉清」といえばご存じの方も多いだろう。　卒業後ニュージーランドのクラブチームで同国のラグビー対する取り組み方、選手とコーチのアプローチの仕方の違いを実体験する。　 オールブラックスに選ばれる選手、コーチとのやり取りは心に残るものだったようで、その後の実業団サントリーでの全日本優勝や南アフリカＷ杯出場に活かされているようだ。 自分で経験しただけに、今の全日本チーム強化法の解説は分かりやすい。Ｗ杯でのオールブラックスの強さの源泉を知りたい方には必読と思われます。

2019/09/26

[HaruNuevo]

今年数冊読んでいるオールブラックス本とほぼ内容は共通だけど、そこに自身の選手時代、コーチ時代の経験を織り混ぜて、今泉さんなりの組織論の一冊となっている。 品位、規律、自律、ハードワーク、日本の組織に蔓延る古き悪しき体育会系文化から脱皮し、論理的かつ合理的な新しい組織文化を根付かせていくことの大切さと、それを成し遂げるために自身で何をすべきか、したいかを考える契機となる一冊であった。 良書です。

2020/12/28

[☆ツイテル☆]

フライヤー

2021/10/18

[ma]

スポーツをしている我が子に、私生活の規律と感謝の大切さを学んで欲しいと常々思ってます。 周りの人が見て、かっこいい人になれと単純な表現で伝えているけど、意味が伝わっているか心配。

2019/09/11

[梁燦久(リャンチャング)]

ラグビー世界最強チームから、勝利し続けるための価値観と原因を学べる本です。W杯での勝率80%を超えるニュージーランド代表チームは、勝つことが当たり前というのが基準です。その結果の核となっているのは、マインドとハードワーク、そしてコミュニケーションです。一人一人がリーダーである意識を持つこと、負荷をかけてトレーニングの基準を上げ続けること、強みを伸ばし活かし合うこと、対話を大事にすること、人を思いやる人格をつくること。驚くほど事業の世界で結果をつくることと似ています。原因を真似て、最強の結果を創り出します。

2019/08/27