超図解 勇気の心理学 アルフレッド・アドラーが１時間でわかる本

中野 明【著】

学研パブリッシング（2014/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 191p／高さ 19cm
• 商品コード 9784054060555
• NDC分類 140
• Cコード C0030

出版社内容情報

フロイト、ユングと並ぶ心理学の巨人、アルフレッド・アドラーの業績、人物、影響力を、短時間で一気に理解できる超図解本。

フロイト、ユングと並ぶ心理学の巨人、アルフレッド・アドラー。”自己啓発の源流”として知られ、「勇気の心理学」とも呼ばれるその学説の全貌、のちの社会に与えた影響、さらにはアドラー自身の人生などを、豊富な図解により短時間で理解できる一冊。

【著者紹介】
１９６２年、滋賀県生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。ノンフィクション作家、同志社大学非常勤講師。

内容説明

「劣等感」「ライフスタイル」「共同体感覚」「３つの課題」「一歩踏み出す勇気」―。５つのキーワードをもとに、心理学の巨人、アルフレッド・アドラーを読み解く！

目次

１　アドラー心理学とは何か
２　アドラー心理学のカギ「劣等感」
３　人間の生き方を決める「ライフスタイル」
４　アドラーが提唱した「共同体感覚」とは
５　取り組むべき「人生の三つの課題」
６　今を生きる“武器”としての「勇気の心理学」

著者等紹介

中野明［ナカノアキラ］
ノンフィクション作家。１９６２年、滋賀県生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。同志社大学非常勤講師。「情報通信」「経済経営」「歴史民俗」の３分野をテーマに執筆活動を展開（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[鱒子]

kindle アドラー関連は、岸見一郎さんの 「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」しか読んだことがありません。本書では、ゴールドスミス氏のモジョ・スコアカードの紹介があったり、ドラッガーが出てきたり。1時間で分かるがウリの入門書なのにこういう深入り＆寄り道がすぎる気がします。だから1時間で読めないんだよ、アドラーだけで良いのに……。しかし、まだまだ初心者の私には非常に有益な本でした。

2018/10/09

[藤森かつき(Katsuki Fujimori)]

「ニャンと簡単に身につく！　心が休まる「アドラー心理学」」を読んでアドラー心理学に興味を持った。書評とかから入門によいらしいということで、本書を読んだ。アドラーとフロイトはタダの同僚、とか、その辺りの事情はちょっと面白い。アドラー心理学は「勇気づけの心理学」「勇気の心理学」と呼ばれるようだ。ただ、褒めることを、勇気づけと勘違いしないように、と。ほめることは、気をつけないと、ほめられる側に害が及ぶ懸念、賞賛を報酬と受け止める危険があるということで。ほめるのではなく感謝の気持ちを表明することが重要。なるほど。

2020/01/29

[ぱんにゃー]

【概念の軸　共同体感覚】『共同体感覚＝人が全体の一部であること、全体とともに生きていること。』と著者は説明してくれています。（これって今時で言う「ワンネス」？）／”共同体感覚を高く、活動性も高く。”を目指したいと思います。（アドちゃんは高低高低で４つに分類しています。共同が低い活動が高いは支配的な人。共同が低い活動が低いはゲッター、回避者）どれかなー

2014/08/28

[Lee Dragon]

1時間で読めるとのことであるが、相応に内容は薄め。疑問であるが、これは心理学なのだろうか…ちゃんとした実験があって結果があるなら、心理学だと言えるかもしれないけど、この本に書いてある内容は検証が難しそう。しかし、生きる上で強く背中を押してくれそうなものではありそうだ。劣等感こそエネルギー。

2018/04/25

[シュンスケ]

読むのに何時間もかかったからタイトルはどうかと思うけど、まとまっているのでアドラー心理学の復習になった。7つの習慣やドラッカーの言葉が関連づけられているのも良い。改めて奥が深い学問だと思った。共同体感覚があれば、自ずと行動力も上がるので、共同体感覚だけ高いけど行動しない人はいないんだという考えは新鮮だった。あと、人間関係は仕事も家庭も友達も全部つながっていて、１つうまくいけば良いというものではない。

2016/11/19