出版社内容情報
全国に伝わる数多くの妖怪ミイラ。本書では、月刊ムーで取材した妖怪ミイラを中心に紹介、ミイラの来歴、縁起などにも言及する。
全国に伝わる数多くの妖怪伝説。それらは真実なのか? そうした妖怪たちが実在した証拠とされる品に、鬼や人魚、河童、龍などのミイラとされるものがある。本書では、月刊ムーで取材した妖怪ミイラを中心に紹介、ミイラの来歴、縁起などにも言及する。
内容説明
伝説の妖怪たちがいま、甦る!!妖怪ミイラ写真/資料写真…240点以上掲載!
目次
第1章 鬼
第2章 河童
第3章 人魚
第4章 天狗
第5章 龍・大蛇
第6章 異形獣
第7章 失われた妖怪ミイラ
著者等紹介
山口直樹[ヤマグチナオキ]
著述家、映画評論家。1954年、愛知県生まれ、早稲田大学卒。不思議な現象や事象、古代史、民俗学などの神秘的側面に関心を抱き、執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chimako
57
いかにも中学生男子の好みそうな一冊。鮮明な写真と解説。食事前に開くと食欲がなくなりそうなものも。著者も前書きで語るが「本物か偽物か」という事よりも、それが今に至るまで大切にされてきたその事が大切なんだと感じる。まっ、中学生は興味深々で友だちと見ながら騒ぎだろうけどね。2015/06/23
HANA
49
鬼、河童、人魚…日本古来よりの妖怪達は木乃伊となって我々の目の前に蘇ってくる。恐ろしいはずなのに、どこか懐かしく郷愁を誘うのは何故なんだろう。それにしても読んでいると、意外な所に意外な妖怪の木乃伊があって驚く事もある。鬼関係のものが地元にあるのは知っていたけど、まだ実物見たことないんだよなあ、今度行ってみようかな。かように日本各地には妖怪木乃伊が多数残されていて、近年それが色物ではなく正当な文化遺産として評価されているらしい事は喜ばしい。これ一冊持って各地を回るのも、趣がある旅になりそうであるし。2014/10/01
むぎじる
36
「本物であるかどうかではなく、由来や携わった人々の気持ちを考えることが楽しい」というようなことが文中にあった。激しく同意(笑)。夜にページをめくるのをためらうようなミイラたちには、得体のしれない恐ろしさを感じる。人の強い想いだろうか?ミイラを寺に寄進する人々や、きっといるであろうコレクターたちの背景も気になる。あまたある人間の感情の中で、”恐怖”というものも大事な存在だという。その感情を忘れず、おごりがちな自分たちを戒めるために、神聖な寺で保管してもらおうと考えたのかな?しみじみ怖い写真集。2015/03/28
すけきよ
10
妖怪ミイラ好き必携! ……と言いたいけど、基本、以前出た『決定版 妖怪ミイラ完全FILE』と内容は同じなので、それを持ってるなら無理して買わなくてもいいかなぁ。これを参考に国内旅行するのは凄い楽しいけどね(個人的に)海外に流出したミイラの写真が増補としては目立つけど、知ってるのばかりだったし。ライデン博物館のは公開してないのか。それ目当てでオランダ行こうと思ってたのにw2014/08/23
絵具巻
1
文京区立小石川図書館で借りました。2018/07/17
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