MU NONFIX<br> 「フルベッキ写真」の暗号

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MU NONFIX
「フルベッキ写真」の暗号

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  • サイズ B40判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054060241
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0221

出版社内容情報

「フルベッキ群像写真」には“暗号”など隠されていなかった。そして、坂本龍馬や西郷隆盛などの幕末の英傑も写っていなかった。

「フルベッキ群像写真」には“暗号”など隠されていなかった。そして、坂本龍馬や西郷隆盛などの幕末の英傑なども写っていなかった。さらに、明治天皇の“替え玉”も写っていなかった…。一枚の古写真が投げかけた謎とミステリー―その真相ははたして……。

【著者紹介】
1941年東京生まれ。ノンフィクション作家。歴史、国家、情報といったテーマを中心にルポを執筆。著作多数

内容説明

時代を感じさせる一枚の「古写真」―西洋の親子を中心にその周囲を取り囲む44人のサムライたち。この写真は「フルベッキ群像写真」と呼ばれ、歴史ファンの間では“謎の写真”とされてきた。曰く―この写真は、西郷隆盛、大久保利通、中岡慎太郎、坂本龍馬、伊藤博文などの幕末の英傑たちが秘密裏に集まって撮影された歴史的な一枚である。曰く―この写真には、後に明治天皇と“すり替わった”大室寅之祐という青年が写っている。一枚の古写真が投げかけた謎を追い求めた筆者がたどり着いた真実…今、すべての謎が明らかになる…!

目次

第1章 伊藤博文、遭難す
第2章 安重根裁判の衝撃
第3章 “日本版ダ・ヴィンチ・コード”『幕末維新の暗号』
第4章 明治天皇“すり替え”説という異端史
第5章 進化する「偽説」
第6章 明らかになったフルベッキ写真の“謎”
第7章 禁断の“盗撮”写真
第8章 『明治維新の生贄―誰が孝明天皇を殺したか』の虚構性

著者等紹介

斎藤充功[サイトウミチノリ]
1941年東京都生まれ。ノンフィクション作家。東北大学工学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

13
きっとこの本読んだ人は加治さんの作品読んだ人がほとんどではなかろうか(笑)それくらい、加治さん作品読んだ方ならおなじみの内容が続く。改めて読んでみると、史実の箇所こそあるものの、推測の域を出ていないものや、いたずらに疑問を投げかけているだけの所も少なくない。何よりこの写真の解明が進まないのは、ネタ写真と言われても・・・ねえ、と思ってしまうのだが。2015/12/03

二分五厘

5
幕末維新の英雄の集合写真といわれる"フルベッキ写真"。これに写る西郷隆盛・坂本龍馬・高杉晋作ら44人の志士達の一人、大室寅之祐。彼こそ後に明治天皇にすり替わったとされる人物である。それを検証する本。伊藤博文暗殺の犯人とされる安重根の裁判証言と、明治天皇と大室の肖像写真比較検証から幕末の闇に迫っていく。加治将一『幕末維新の暗号』を読んだ時から気になっているテーマで期待してたんだけど、中途半端かな。一冊に纏めるなら、著者なりの結論を出してもらいたいところです。2014/11/18

ミノカサゴ134

2
明治維新前夜に、フルベッキという宣教師が、維新の志士?約40人に囲まれて写っている写真から、明治天皇暗殺→替え玉事件に連なる時代の闇を考証した本。未知のことがたくさん書いてあり、結構面白く読んだ。だが、最後まで読んで、結局、結論は先送りなんかねーで終わってしまった。決定的な証拠がない限り、それは仕方がないと思うが、やや不完全燃焼。それにしても、この本、誤植が多い。著者は、一生懸命、自分の推理の信憑性を高めようとしているのに、後藤新平を江藤新平に、習近平を周近平に誤植するとはちょっといただけない。2019/01/08

mochizo

2
大室寅之祐という人物が明治天皇と入れ換わっていたのではと言う事がフルベッキ写真に隠されている事らしいですが、正直読みにくい本でした。2016/10/31

ミノカサゴ134

1
既読感があったが、最後まで読んだ。で、読メに登録したところ、やっぱり既読だった。感想は変わらず、オレもボケたもんだぜ。2024/12/23

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