出版社内容情報
「フルベッキ群像写真」には“暗号”など隠されていなかった。そして、坂本龍馬や西郷隆盛などの幕末の英傑も写っていなかった。
「フルベッキ群像写真」には“暗号”など隠されていなかった。そして、坂本龍馬や西郷隆盛などの幕末の英傑なども写っていなかった。さらに、明治天皇の“替え玉”も写っていなかった…。一枚の古写真が投げかけた謎とミステリー―その真相ははたして……。
【著者紹介】
1941年東京生まれ。ノンフィクション作家。歴史、国家、情報といったテーマを中心にルポを執筆。著作多数
内容説明
時代を感じさせる一枚の「古写真」―西洋の親子を中心にその周囲を取り囲む44人のサムライたち。この写真は「フルベッキ群像写真」と呼ばれ、歴史ファンの間では“謎の写真”とされてきた。曰く―この写真は、西郷隆盛、大久保利通、中岡慎太郎、坂本龍馬、伊藤博文などの幕末の英傑たちが秘密裏に集まって撮影された歴史的な一枚である。曰く―この写真には、後に明治天皇と“すり替わった”大室寅之祐という青年が写っている。一枚の古写真が投げかけた謎を追い求めた筆者がたどり着いた真実…今、すべての謎が明らかになる…!
目次
第1章 伊藤博文、遭難す
第2章 安重根裁判の衝撃
第3章 “日本版ダ・ヴィンチ・コード”『幕末維新の暗号』
第4章 明治天皇“すり替え”説という異端史
第5章 進化する「偽説」
第6章 明らかになったフルベッキ写真の“謎”
第7章 禁断の“盗撮”写真
第8章 『明治維新の生贄―誰が孝明天皇を殺したか』の虚構性
著者等紹介
斎藤充功[サイトウミチノリ]
1941年東京都生まれ。ノンフィクション作家。東北大学工学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maito/まいと
二分五厘
ミノカサゴ134
mochizo
ミノカサゴ134