出版社内容情報
昭和天皇に12年間にわたって宗教の極意を講義した霊能力者がいた。知られざる謎の賢者とその思想を追う異色ノンフィクション!
昭和天皇に12年間にわたって宗教の極意を講義しつづけた霊能力者がいた。三上照夫――人呼んで「天皇の国師」という。これまで素性のデータはおろか顔写真すら公表されたことがない、知られざる謎の賢者とその思想を追う異色ノンフィクション!
【著者紹介】
昭和20年愛媛県生まれ。東京大学法学部卒。警察庁にて交通局、パリOECD、内閣調査官等を歴任したのち退官し、帝京大学教授となる。専門は危機管理学。著書に『宇宙の大道を歩む』『アワ歌で元気になる』など。
内容説明
これまで謎のベールに包まれていた“天皇の国師”三上照夫の素顔に迫るはじめての評伝!
目次
天皇の語り部
無数の蟻
松は緑に
海ゆかば
死の淵にて
虫めづる
白い蛇
宮中祭祀
竹薮の荒寺
祭祀と公務
侘び証文
不文憲法
日本教の経営学
生命体系の中心
生ける験
著者等紹介
宮崎貞行[ミヤザキサダユキ]
昭和20年愛媛県生まれ。東京大学法学部、コーネル大学経営大学院卒。警察庁官房、パリのOECD、内閣調査官等を歴任したのち退官し、帝京大学教授となる。専門は危機に際しての行動科学で、最近は未来を拓く日本人の気品と気概の源泉を探究し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ぷれば
3
漸く読み終えた、が実感。天皇とは?日本とは?日本人とは?、から始まり、憲法論、経済論、宗教観、精神論など多岐にわたる。アンケートなどで経済大国日本に生まれながら、精神的空洞を抱え幸福を感じられる人が少ないことに危惧をおぼえる。こうした精神的飢餓感は、なぜ生じるのか!?そうした答のヒントが本書の中にちりばめられている気がしてならない。敗戦後、進む方向を見失って漂流する日本の進路を理論的に確立しようと格闘した男―三上照夫の真実に迫る書。2015/03/12
みるて
1
購入済み 読了2015/10/27