「知としての身体」を考える―上智式教育イノベーション・モデル

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「知としての身体」を考える―上智式教育イノベーション・モデル

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  • サイズ B5判/ページ数 225p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784054059702
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0037

出版社内容情報

「身体で知り・学び・表現する」ことの意味の理解を目的に上智大学を中心とした13人の教授・講師による「身体知」探究の書。

人間は<こころ>と分かちがたい<身体>によってこの世に存在しています。「身体で知り」「身体で学び」「身体で表現する」ことの意味の理解を目的に上智大学を中心とした13人の教授・講師による「身体知」研究の集大成。

【著者紹介】
上智大学文学部保健体育研究室教授。専門はスポーツ社会学。

内容説明

人間は“こころ”と分かちがたい“身体”によってこの世界に存在しているという揺るぎない事実を真摯に受け止めるところから出発。身体をめぐる言語記述の絶望感(難解さや矛盾)を乗り越える形で「見えないもの」としての身体が開示する知の体系に言及し、「身体で知り」「身体で学び」「身体で表現する」ことの意味世界の理解を通して、新たな身体の―そして人間理解の―地平を切り拓くことをめざす。

目次

第1章 身体をめぐる理論知・実践知(身体知について―「身体を知る」と「身体で知る」:身体の哲学;宗教にみる身体・身体観―自己を知る、他者と関わる)
第2章 コミュニケーションと身体(言語教育と身体言語―コミュニケーションツールとしての身体;スポーツ・身体文化論―文化としてのスポーツから身体へのアプローチ;一日本語教師の目から見た「身体知」)
第3章 身体と社会・文化(身体の社会学―その構想に向けて;ジェンダーと身体の位相;身体知としてのミメーシス能力―共有と差異から考える)
第4章 スポーツと身体(健康幻想と身体意識;フットボールの身体接触―サッカーとラグビーユニオンを中心に;体育・スポーツ・身体)

著者等紹介

鈴木守[スズキマモル]
上智大学文学部保健体育研究室教授。研究領域はスポーツ社会学、およびスポーツの文化論的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。