出版社内容情報
戦時下に起きた岡山県で起きた惨劇「津山三十人殺し」の真相を追った、迫真のノンフィクション・ルポルタージュ。
1938年5月21日、岡山県の寒村で一人の青年が一晩で30人もの村人を惨殺した「津山三十人殺し」。70年以上前に起きた惨劇の足跡を追った筆者は、知られざる事実と真相にたどり着いた。惨劇の真実と真相を明らかにするノンフィクション・ルポ。
内容説明
日本犯罪史上“空前絶後の惨劇”―津山三十人殺し。前著『津山三十人殺し 最後の真相』(ミリオン出版)でこの稀代の事件に挑んだ筆者が、三年の時を経て、再び事件の謎と対峙する。事件にはいまだ多くの謎とタブーが隠されていた。そして、事件から七十六年が経過した今、事件の真実が明らかになる…十年以上にわたる著者の執念のルポルタージュ!!
目次
序章 始まりの地、惨劇の地、最期の地
第1章 「山口連続殺人放火事件」とのシンクロニシティ
第2章 津山事件のバイブル『津山三十人殺し』の矛盾と虚構
第3章 名家・都井家の知られざるお家騒動と陰謀
第4章 祖母の愛情が育んだ惨劇の芽
第5章 都井睦雄が抱えたドグマ
第6章 燃え上がる狂気
第7章 闇の中の修羅
第8章 津山事件報告書
終章 残された謎
著者等紹介
石川清[イシカワキヨシ]
1964年埼玉県生まれ。上智大学文学部卒。NHK記者を経てフリーに。時代の隙間に埋もれた奇妙な事件やエピソードの発掘が得意。また年に十回以上、アジアや沖縄を歩く“南洋フリーク”でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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