出版社内容情報
戦線の拡大を懸念する日本は、タイ・ビルマの英軍を排除する「TB作戦」を発動。ここに日本の一大反攻作戦が展開される!
戦線の拡大を懸念する日本は、タイ・ビルマの英軍を排除する「TB作戦」を発動。また復興間近のハワイ真珠湾をけん制するため強襲揚陸艦「赤城」、大型輸送飛行艇「蒼空」によるミッドウェイ島攻略をも企図した。ここに日本の一大反攻作戦が展開される!
内容説明
1945年1月。「A情報」により情報戦では優位に立っているものの多正面作戦を強いられ苦戦を続ける日本。これ以上の戦線の拡大を懸念する日本は、インド洋からのイギリス軍の侵攻を食い止めるため、4式主力戦車や強襲揚陸艦「赤城」などを展開し、タイ・ビルマの英軍を排除する「TB」作戦を発動。ここに日本の反攻作戦が開始される。一方、米国も太平洋航空軍を新設し、虎視耽々と日本本土襲撃を狙っていた…。シリーズ12弾!超時空シミュレーション戦記。
著者等紹介
安芸一穂[アキイチホ]
1949年、神奈川県横浜市生まれ。秩父の山小屋で管理人をするなど、山男として青春の大半を過ごす。フリーライターを経て、『オペレーションMM』シリーズ(朝日ソノラマ刊)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koning
14
表紙の絵前が観音開きで上陸用舟艇的な飛行船なんだ。うん。つか、気づけば結局手広く戦わざるを得なくなっててどっからアメリカの戦略爆撃機がくるか?になってるとかね。しかし、SDにしろメディアの劣化とノートPCのバッテリーの劣化はさけられないだろなぁ。こんだけ酷使してると。2014/11/08
ikedama99
3
間をおかずの再読なので、流れもよくわかる。物量も少ない国が戦うには、耳を長くし、あるものの有効活用しかない。これを、表現したのがTB作戦と思えば、必要な戦いになる。ただ、ヨーロッパの情勢が、影を落としつつある。最後の巻にむかおう。2018/05/17
ikedama99
0
全巻そろったので読み直し中。イニシアチブは、外線から攻める側。この考えは変わらないつもり、ただ、そのために中を安定させる「TB作戦」はなるほどと思う。地形を利用しての防備への準備は、長期戦への鍵だと思う。本土空襲は、どれだけ効果があると考えるか・・今回も不明である。2015/02/22
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