出版社内容情報
記紀神話の原型は、縄文時代に形作られていた――。縄文の土器や土偶、数々の遺跡・史料を通じてその精神世界を読み解く決定版。
記紀神話の原型は、縄文時代に形作られていた――。縄文研究の碩学が、土器や土偶、数々の遺跡・史料を通してその精神世界を読み解く。文字をもたない縄文文明が、いかにして豊饒な祈りの世界を築き上げたのか。日本人の心の基層に迫るスリリングな試み!
内容説明
記紀神話の原型は、縄文時代に形作られていた―。古事記や日本書紀のさらに前、縄文時代に日本文化の基層が作られた、という視点から、縄文研究の碩学が、土器や土偶、数々の遺跡・史料を通してその精神世界を読み解く。神話の前に、「日本列島の多様な自然環境に適応してゆく生活実態がまずあった」。文字をもたない縄文文化が、いかにして豊饒な祈りの世界を築き上げたのか。日本人の心の基層に迫るスリリングな試み。カラー口絵8ページ。土器・土偶の写真を多数掲載し、最先端の縄文研究から日本人のルーツを明らかにする!!
目次
第1章 よみがえる縄文の衣食住
第2章 縄文人の精神文化と再生の祈り
第3章 性表現にこめられた豊饒の願い
第4章 土器の呪力と土偶の正体
第5章 殺され、そしてよみがえる女神
著者等紹介
渡辺誠[ワタナベマコト]
史学博士。1938年、福島県いわき市に生まれる。慶應義塾大学文学部、同文学研究科博士課程修了後、(財)古代学協会研究員を経て、名古屋大学文学部教授を務め、同名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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