出版社内容情報
大宝元年(701)に起きた王朝交替は桓武天皇によって収束をみた。その桓武がこだわった比叡山にこそ、日本建国の謎があった!
大宝元年(701)に倭国が滅びて現皇室を君主に戴く日本国が興った。倭国(九州)とヤマト(日本国)の相克は桓武天皇によって一応の収束をみる。その桓武、崇神、景行、そして天智がこだわった比叡山の神の統合神格化にこそ、日本建国の謎が潜んでいた!?
内容説明
列島と半島をつなぐ失われた倭人と日本建国ルーツの謎!崇神・景行そして天智天皇が憧憬したスサノオの系譜とは!?
目次
第1章 山の大神たちの陰に
第2章 復元された大八洲宗主史の枠組み
第3章 日枝の山へのこだわりの裏に
第4章 半島に縄文人が先住、大倭人宗主の謎
第5章 半島、列島の表舞台から消されたスサノヲ
第6章 葦原中国を奪われたスサノヲ家
第7章 我が国は紀元前180年頃に始源する
著者等紹介
斎藤忠[サイトウタダシ]
1957年、埼玉県生まれ。早稲田大学政経学部卒。フリージャーナリストとして活躍、また長年、古代史とキリストの研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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