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瓦礫を活かす森の防波堤―植樹による復興プランが日本を救う! (増補新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054056114
  • NDC分類 656.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報

東日本大震災の瓦礫を利用して植樹をし、長大な緑の防波堤を築く…4000万本の木を植えた著者による、逆転の復興プラン!

その土地本来の植生による「ほんものの森」は、東日本大地震による津波に負けず生き残った。その防災力に着目した著者は、震災直後に、瓦礫を利用した長大な森の防波堤を築くことを提言。この逆転の復興プランは、その後次第に官民の理解を得始めている…!

【著者紹介】
横浜国立大学名誉教授。世界各地で植樹を推進する現場主義の植物生態学者として、これまで国内外1700カ所以上で植樹指導し、4000万本以上の木を植えている。『植物と人間』『木を植えよ!』など著書多数。

内容説明

愛する者を守るために木を植えよ。今こそ危機をチャンスに変え、瓦礫を利用して、東日本大震災の被災地に9000年続く、世界に誇る南北300キロメートルのいのちの森をつくり、今後も襲う大災害に耐えて発展できる復興のシンボルとする―4000万本の木を植えてきた著者が示す、逆転の発想による震災復興プラン。

目次

増補新版プロローグ―今、なぜ瓦礫を活かす「森の防波堤」なのか?
緊急提言!被災地跡に「森の防波堤」をつくろう
第1章 三・一一で証明された「本物の森」の防災力
第2章 日本人にとっての「いのちの森」
第3章 災害に強い多層構造の森
第4章 がれきを利用した「森の防波堤」プロジェクト
第5章 愛する者を守るために、木を植えよ!

著者等紹介

宮脇昭[ミヤワキアキラ]
1928年、岡山県生まれ。横浜国立大学名誉教授、IGES‐国際生態学センター長。世界各地で植樹を推進する現場主義の植物生態学者として、これまで国内外1700カ所以上で植樹指導し、4000万本以上の木を植えている。新日鐵住金、イオンなど企業と連携した植林活動も多く手がけている。1970年『植物と人間』で毎日出版文化賞、1991年『日本植生誌』(全10巻)で朝日賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。