学研のヒューマンケアブックス<br> 応用行動分析学から学ぶ子ども観察力&支援力養成ガイド 家庭支援編―発達障害のある子の「困り」を「育ち」につなげる!

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学研のヒューマンケアブックス
応用行動分析学から学ぶ子ども観察力&支援力養成ガイド 家庭支援編―発達障害のある子の「困り」を「育ち」につなげる!

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784054056046
  • NDC分類 378
  • Cコード C0037

出版社内容情報

障害のある子が家庭で示す困った行動の改善について、保護者・教師が協同して取り組むための手順と方法を紹介する。

障害のある子どもが家庭で示す困った行動の改善について、観察→分析→実行→改善のサイクルにそって、保護者・教師が協同して取り組むための方法を解説。困った行動を「なくす」ではなく、適切な行動に「変える」ことが本書のテーマである。

【著者紹介】
岐阜大学特別支援教育研究センター教授。専門は行動面が気になる発達障害のある子どもの支援方法。

内容説明

今、学校では、家庭での子どもの支援が大きなテーマとなっています。しかし、そこにはそれぞれの家族の生活スタイルがあります。そのため、支援は子どもと家族が無理なくできる内容にしなくてはなりません。本書では、子どもが家庭で見せる困った行動を、「減らす」のではなく、適切な行動を教えることで「起こさなくてすむ」ようにするアプローチについて、家族とともに取り組むためのポイントを紹介します。

目次

第1章 今の困りは次の育ち(困った行動の正体;なぜ、そのように行動するの?;困った行動から読み解く子どもの育ち ほか)
第2章 家族と考える家庭における支援(困りを具体化する;ABCから支援を考える;子どもと家族が取り組みやすい方法を探る ほか)
第3章 ケースから学ぶ家庭支援(母親のあいまいな「困り」を具体的な行動で考えた支援―帰宅後に泣き出すユキオ君(幼稚園4歳児)
「イヤ」の正体を探り家庭での対応を工夫した支援―朝の洗面を嫌がるユウコさん(幼稚園5歳児)
行動の意味がわかったことで家族が楽になった支援―延々と物の位置を直すヒロシ君(特別支援学校小学部1年生) ほか)

著者等紹介

平澤紀子[ヒラサワノリコ]
上越教育大学大学院学校教育研究科(修士課程)障害児教育専攻を修了。新潟県立高等養護学校教諭、西南女学院大学保健福祉学部福祉学科の専任教員を経て、岐阜大学大学院教育学研究科の教授。博士(教育学)。学校心理士の資格をもち、応用行動分析学に基づく発達障害のある子どもへの支援方法、とくに行動問題の機能的アセスメントから子どものもてる力を高める支援を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆるねば

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☆☆☆☆ 子どもの問題行動や課題をどのように解消していくか考える視点になる 「今の困りは次の育ち」という視点で日々の指導・支援を重ねていきたいと思った。2025/02/11

m k

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ワードだけは知っているけどちゃんと本を読んだことない分野パート2「応用行動分析」(感覚統合に続き)初学の分野は、かっちり文書ではなく、イラストや図を用いて柔らかく伝えてくれる本の方が自分に向いていると再確認。事例を用いてわかりやすく説明してくれているが、これを自分が観察して見立てる練習をしないと、いくら本を読んでもできるようにはならないだろうと思う。「困りを育ちにつなげる」はとても素敵な言葉だと思った。あと、悪い例の方で出ていた特徴をなんとなく聞いて判断してしまうこと、自分もやってしまいそうと思った。2020/10/11

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