出版社内容情報
豊富な戦力を背景に対日攻勢を強める連合軍。A情報とは違う歴史を歩みはじめた世界で日本の勝利はあり得るのか!?
豊富な戦力を背景に連合軍は、インド洋・南太平洋の東西両面で対日攻勢を強め、ついに西の最前線南アンダマン島を占領。A情報とは違う歴史を歩みはじめた世界で、果たして日本の勝利はあり得るのか!? 待望のシリーズ第10弾!
内容説明
1944年5月、「バリ島南方沖海戦」後も、戦力に勝る連合軍は対日攻勢を強めてきた。南太平洋ではオーストラリアとニュージーランドの合同艦隊が、インド洋マラッカ海峡にはイギリス海軍と自由フランス海軍が侵攻を始める。日本は巧みな戦術で対抗するものの、1944年6月ついに、西の最前線である南アンダマン島に連合軍の上陸を許してしまう。独自の歴史を歩みはじめ、「A情報」というアドバンテージがなくなりつつある日本に、果たして勝利への道は残されているのか!?待望のシリーズ第10弾。
著者等紹介
安芸一穂[アキイチホ]
1949年、神奈川県横浜市生まれ。秩父の山小屋で管理人をするなど、山男として青春の大半を過ごす。フリーライターを経て、『オペレーションMM』シリーズ(朝日ソノラマ刊)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koning
11
この手のタイムスリップ歴史改変ものによく出てくる揺り戻しってやつの効果がじわじわとっていう流れなのかな?という感じになってきてます。2014/11/08
ikedama99
2
間を置かず読み続けるのがよいのかもしれない。「敗北は次の勝利へのステップ」トーマス・キンケードのこの言葉が好きですね。2018/04/26
Kenny00h
2
やっとこれで攻勢に出られるか?面白かったすな。あとは早く次巻が出るのを望むのみ…2013/03/02
ikedama99
1
新刊を購入したので、過去2冊分の読み直し。「あずみ時空」からの逸脱が大きくなってくる中での、その世界での「現実的な対応」を行って展開される戦い。架空戦記っぽくない感じもあるのだけど、でも面白い。この物語は、特に情報に特化した展開が中心となることが多いので、自分にとっては面白く感じる部分が多い。次へ・・だ。2014/03/03
ikedama99
1
ここまで読んで、新刊を読める・・という復習の実施がようやく完了。3冊くらいまとめて読むと、話の流れがみえてくる。やられっぱなしではない・・という形に持ち込みつつある。主導権をにぎるまではいかないが、振り回されっぱなしではないという感じだ。印象としては、ようやく「半分きたかな?」なのだけど、実際はどうなのかな。2013/11/05