出版社内容情報
靖国神社からも黙殺された憂国の志士たちがいる。政府や官の都合で賊軍とされ、歴史の闇に消えていった逆徒と棄民の系譜を追う!
靖国神社は国に殉じた人々を祀る神社だが、実はまったく黙殺されたままとなっている憂国の志士たちがいる。そのときどきの官、政府のつごうによって、賊軍とされ、靖国に祀られることなく歴史の闇に消えていった「逆徒」と「棄民」の系譜を追う!
【著者紹介】
アジア・ナショナリズム研究家。1963年生まれ。拓殖大学日本文化研究所近現代センター元客員研究員。全ロシア日本研究協会客員研究員。おもな著作に『横浜中華街』(中公新書)などがある。
内容説明
闇に消えていった「逆徒」と「棄民」の系譜。西郷隆盛から知られざる浪人まで国に殉じながら黙殺された憂国の志士たちの真実を追う!
目次
序章 靖国に祀られざる人々の系譜
第1章 尊皇攘夷の大義
第2章 第二維新の志士
第3章 自由民権の風雲
第4章 アジア独立を目指して
第5章 昭和維新と下克上
あとがき 靖国神社の不思議
著者等紹介
田中健之[タナカタケユキ]
1963年福岡県生まれ。アジア・ナショナリズム研究家。岐阜女子大学南アジア研究センター特別研究員。全ロシア日本研究会研究員。全ロシア古武道連盟日本全権代表。玄洋社初代社長平岡浩太郎の曾孫にあたり、黒龍会創立者内田良平の親族でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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