出版社内容情報
今はまだ生活に支障がない高齢者や中高年でも、寝たきりやボケに対する不安がある。一生介護いらずでいるための方法を伝授する。
今はまだ生活に支障がない高齢者や中高年でも、寝たきりやボケに対する不安がある。実は実際の寿命と、介護いらずでいられる健康寿命には10年の差がある。一生寝たきりやボケと無縁の体でいるための運動や食事、生活習慣を伝授する。
内容説明
要介護の原因の第1位は「老年症候群」。「老年症候群」とは、加齢とともに現れる日常生活に不具合を及ぼす症状のことです。足腰の痛み、食欲の減退…。老化と思ってあきらめがちなそんな症状は、実は改善したり、予防ができるのです。簡単な運動、毎日の食事、そして生活への刺激。当たり前と思われるようなことが、とても大切なのです。この本では、その方法をわかりやすく解説します。
目次
第1章 ぼける、寝たきりになるかどうかは、ここが分かれ目!(使わなければ体も脳も衰えていく;老化を遅らせる鍵は筋肉が握っている ほか)
第2章 「筋肉づくり」が、老化予防のいちばんの近道!(高齢者の運動は今の自分を少し追い越すのが目標;脳に、ふくらはぎに効かせる歩き方をしよう! ほか)
第3章 「食事」で老化速度を遅らせる!(60代からはメタボ予防から老化予防の食事にスイッチ!;70歳以上はたんぱく質と脂質が足りていない ほか)
第4章 若々しさは「毎日の過ごし方」にかかっている!(活動的な生活が、ぼけ、寝たきりを防ぐ;血圧管理で脳卒中や心筋梗塞のリスクを下げる ほか)
著者等紹介
大渕修一[オオブチシュウイチ]
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)研究副部長。国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院卒業後、東京警察病院にて理学療法士として勤務。アメリカ合衆国ジョージア州立大学大学院にて理学修士号、北里大学医学部大学院にて医学博士号取得。北里大学助教授を経て、平成15年より東京都老人総合研究所介護予防緊急対策室長。平成22年より地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所福祉と生活ケア研究チーム研究副部長。専門領域は理学療法学、老年学、リハビリテーション医学。“高齢者筋力向上トレーニング”を提唱し、現在、高齢者の在宅療養支援、生活機能低下分野の研究と地域への介護予防普及・啓発事業に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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