出版社内容情報
老後を向える男性に、定年への準備をどのようにしたらいいのかを具体的な事例を参考にアドバイスしていく。自己診断テスト付き。
定年を迎えるに当たり、いろいろな厄介ごと、悩みごとなどが発生する。本書ではトラブルの理由、原因、対策について細かく分析し、その解決策をアドバイスする。そして、夫婦のコミュニケーションを活発にし、夫婦ともに生きていくためのエールとしたい。
内容説明
職縁一筋で生きて定年を迎える男性が、いざ家庭に帰ろうとしたときに、「こんなはずではなかった」と戸惑っています。従来の“定年もの”の書物は、男性側からの心構えを説くもの、女性側からの要望を声高に言うもの、定年後の暮らし方のルポ、年金等のガイド集が主でした。今ひとつ当事者の心理に響くものではないように思われます。本書では、気持ちのひだに分け入るような具体的項目を挙げて、Q&A方式で楽しくも厳しく現状の確認を促しています。そして、夫婦のコミュニケーションを活発にし、人生後半戦を夫婦ともに豊かに生きていくためのエールとしたいと思います。
目次
序章 あなたは今の生き方でいいですか?
第1章 あなたはご近所で会う人に挨拶をしていますか?―つながり力
第2章 あなたはわが家の資産と負債を把握していますか?―経済力
第3章 あなたは自分で太り過ぎだと思いますか?―健康力
第4章 あなたは自分の葬儀について考えたことがありますか?―始末力
第5章 あなたのご家庭は大丈夫ですか?―夫婦・家庭力
終章 定年の鉄則7か条
著者等紹介
河上多恵子[カワカミタエコ]
1948(昭和23)年山口県生まれ。京都大学薬学部卒。サンケイリビング新聞社編集長、リビング生活研究所所長を経て、現在(有)暮らしインスティチュート代表取締役。食生活ジャーナリストの会会員。熟年が心豊かな暮らしを送るために必要な商品やサービスに関して研究・発信。同時に、ライフスタイルの構築や起業に関するセミナー講師、執筆、アドバイスなどの活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。