出版社内容情報
“第三の敵”の侵攻から半年、ドイツ連邦以外の人類は壊滅状態にあった。アメリカは生物兵器による極秘作戦を決行するが…!?
ナチスと手を組んだ“第三の敵”により、各国の軍隊は壊滅した。人類絶滅の危機のなか、アメリカは生物兵器による極秘作戦を敢行、決戦兵器開発に邁進する。日本も加わって再結成された連合軍はドイツに進撃するが……。果たして人類の反撃は成功するのか
内容説明
「われわれは報復を望む。報復しないのであれば、われわれはおまえたちを攻撃する」1942年8月、第二次世界大戦中の地球に出現した“第三の敵”は、圧倒的な戦力により地球上の軍隊を制圧し、人類を虐殺した。アメリカは生物兵器を使ったフック作戦を実施。またナチスの科学力を利用して開発した超兵器・ヴリルX1をも投入する。“共通の敵”を得て、日本軍も新・連合国に加わることになるが…!?ヒムラーとヒトラーが呼び込んだ“災厄”が、人類を結束させる…。
著者等紹介
田中光二[タナカコウジ]
1941年ソウル生まれ。早稲田大学卒業後、NHKのプロデューサーを経て作家デビュー後は数多くのSFやポリティカル・アドベンチャー作品を上梓。『黄金の罠』で第一回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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